最新記事

中国

「同性愛者は<普通の人>より早く死ぬ」中国で張り出されたHIV予防啓発ポスターに、学校側は「間違っていない」

2019年07月30日(火)17時50分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

中国では12月1日の世界エイズデーを控えた昨年11月、教育部の大臣が、全国の学校に対してHIVやAIDSに関する教育をより努力を求める政府通達を出している。

中国では近年、年間で8万人が新たにHIVに感染しているとされており、2017年、国家健康委員会の調べによると、中国の複数の大学で3000人以上の学生がHIVに感染したことが分かっている。また、そのうちの8割が同性愛者間の性行為がきっかけで感染したとされている。

新京報によれば、中国疫病予防コントロールセンター(CDC)の担当者は「多くの大学生は、HIVやエイズについて知ってはいる。しかしコンドームの使用率が40%に満たないということからわかるように、自分自身を感染から守ることに対する意識が低すぎる」と話している。

20190806issue_cover200.jpg
※8月6日号(7月30日発売)は、「ハードブレグジット:衝撃に備えよ」特集。ボリス・ジョンソンとは何者か。奇行と暴言と変な髪型で有名なこの英新首相は、どれだけ危険なのか。合意なきEU離脱の不確実性とリスク。日本企業には好機になるかもしれない。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

ダウ・S&P日中最高値更新、トランプ氏の財務長官指

ビジネス

S&P500の25年見通し6600に引き上げ=バー

ワールド

イスラエル、ヒズボラ停戦承認巡り26日閣議 合意間

ワールド

独社民党、ショルツ氏を首相候補指名 全会一致で決定
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    メーガン妃とヘンリー王子の「単独行動」が波紋を呼ぶ

  • 2

    超一流を育てるユダヤ人の家庭教育で受け継がれてき…

  • 3

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 4

    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…

  • 5

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 1

    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…

  • 2

    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…

  • 3

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 4

    メーガン妃とヘンリー王子の「単独行動」が波紋を呼ぶ

  • 5

    アジア系男性は「恋愛の序列の最下層」──リアルもオ…

  • 1

    「家族は見た目も、心も冷たい」と語る、ヘンリー王…

  • 2

    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…

  • 3

    カミラ王妃はなぜ、いきなり泣き出したのか?...「笑…

  • 4

    キャサリン妃が「大胆な質問」に爆笑する姿が話題に.…

  • 5

    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:老けない食べ方の科学

特集:老けない食べ方の科学

2024年12月 3日号(11/26発売)

脳と体の若さを保ち、健康寿命を延ばす──最新研究に学ぶ「最強の食事法」