アップル、MRヘッドセットを6月に披露の可能性...値段は3000ドルか
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<アップルは次回のWWDCでMRヘッドセットをお披露目か>
アップルは6月に自社イベント「WWDC(Worldwide Developers Conference)」にて、何度も発表を延期してきたMR(複合現実)ヘッドセットをお披露目する可能性がある。アップル関連のリーク情報で知られるブルームバーグの名物記者、マーク・ガーマンが米国時間2月15日に伝えた。
【画像】アップルのMRヘッドセットはどんな見た目? さまざまな予想
アップルは次回WWDCの開催時期を明かしていないが、例年6月上旬に行われている。今年のWWDCでは、ついにMRヘッドセットが発表される見込みだ。同社はこのヘッドセットを4月に披露する予定だったが、ハードウェアとソフトウェアの両面に問題が残っていたため、延期になったという。
ヘッドセットには、ソニー製マイクロ有機EDディスプレイや12台以上のカメラとセンサーを搭載し、VR(仮想現実)と現実世界を切り替えられるなどとうわさされている。またガーマンによると値段は3000ドル(約40万円)程度となる見込み。メタのハイエンド・ヘッドセット「Meta Quest Pro(22万6800円)」と比較しても非常に高価な商品となりそうだ。
アップル社内では、メタバースやVRに巨額資金を投じたものの苦戦している、メタの二の舞になるのではないかという懸念も上がっているという。だが一方で、「Apple Watch」で成功を収めた同社であれば、MRデバイス市場も開拓していけるのではないかといった意見もあるようだ。
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