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ロボットパナソニック、人に近い「弱い」ロボットをクラウドファンディング 寝言やオナラもする意図は?
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パナソニックは「弱い」をコンセプトとするロボットのクラウドファンディングを開始すると発表した。写真はパナソニックのロゴ。ラスベガスえ2020年1月撮影(2021年 ロイター/Steve Marcus)
パナソニックは16日、「弱い」をコンセプトとするロボットのクラウドファンディングを開始すると発表した。パナソニックブランドとして、これから開発する製品のクラウドファンディングを活用するのは初めて。市場のニーズを見極め、新規事業の創出につなげたい考え。
パナソニックがクラウドファンディングするロボット「NICOBO(ニコボ)」は、なでると喜ぶ仕草をしたり、寝言を言うほか、オナラもする。少しずつ言葉も発するようになるという。自分の「弱さ」を適度に表すことで、周囲の人の優しさや思いやりを引き出すという考え方に基づき、豊橋技術科学大学と共同研究した。
マクアケのクラウドファンディング「Makuake」で資金を募る。目標金額は1000万円。ニコボの価格は割引なしで3万9800円(税込み、利用料6カ月分込み)で、6カ月経過後も利用する場合は追加で月額980円(税込み)が必要となる。購入者には22年3月ごろ発送の予定。目標金額に届かなければ返金する。
パナソニックは、これまでにもパナソニック以外のブランドや、開発済みの製品でクラウドファンディングを実施していた。
(平田紀之)
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