「ごめんなさい」を上手に言える...謝れる子供になる6つのステップ
I’M SORRY I DID THAT
廊下に物を置いてはいけないと分かっているのに、ジョーダンが廊下にリュックを置きっぱなしにし、あなたの子供がそれにつまずいて転んだとしよう。ジョーダンが自分の行為は軽率だったと気付き、あなたの子供を痛い目に遭わせたことを反省して謝ったのなら、謝罪を受け入れて前に進むようアドバイスすること。
一方で、相手に悪意がある場合は、しっかり見抜くよう教える必要がある。これは大人になってからも役立つスキルだ。ジョーダンが足を出してつまずかせ、「あ、ごめん。でも、わざとじゃないよ。僕が足を出すのに気付いているかと思った。歩くときは注意してね」と言ったら、謝罪を受け入れる義務はない。
そんな場合は「謝ってくれてありがとう」と言えばいいと教えよう。それだけなら、許したことにはならない。それでも相手が反省しないなら、できればその子とは距離を置いて、ほかの子たちと付き合うよう助言すること。性格のねじ曲がった人間は幼い頃からその本性を現す。
自分の非を認めてきちんと謝ること、そして相手が心から謝ったら快く受け入れること。それは社会生活を送る上でとても大切な習慣だ。親がこの習慣を教えれば、子供は周囲を信頼して幸福な人生を送れるだろう。ひいては、より良い世界を築くことにもつながるはずだ。