スケスケに丸出し...アカデミー賞アフターパーティーを「裸ドレス」が席巻 奇抜衣装で登場したセレブたち
カニエの元恋人ジュリア・フォックスも、現妻ビアンカを彷彿させるヌーディーなスケスケドレスを披露。ビアンカとの唯一で最大の違いは、胸や股間など大事な部分をウェーブのかかったヘアエクステンションで意図的に覆い隠していたことだった。肌全体が透けて見える過激なスタイルながら、「エデンの園」のイヴを彷彿させ、エレガントだとの声もあった。
『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』で主演男優賞にノミネートされた恋人のティモシー・シャラメと授賞式会場でいちゃつく姿がキャッチされたカイリー・ジェンナーは、アフターパーティーにも揃って出席。大胆なカットアウトが施されたミュウミュウの黒いドレスから、総レースのコルセットドレスとストッキングのセットアップに衣装チェンジしたカイリーは、胸元が大きく開いたドレスでボディラインを強調。下着をアウターとして着るトレンドを前面に押し出した。
露出度の高いシアードレスで注目を集めたカイリーの姉ケンダルも、肌が透けて見えるゴムでできたミュグレーの黒いレースのドレスを披露。ボディラインにぴったりフィットする大胆なデザインながら、行き過ぎた裸トレンドの中ではかなり控えめで、逆に驚きと称賛の声が上がった。
大胆な腹見せで賛否を呼んだのは、ジョニー・デップの娘でモデル兼女優のリリー=ローズ・デップ。フローラルプリントの胸下までの短いトップスにローライズのチュールスカートを合わせるガーリーなツーピースを披露したリリーだが、引き締まった腹部が丸出しのスタイルに「ベリーダンスでも踊るの?」などツッコミが続出。オスカーナイトにはカジュアルすぎるとの批判が寄せられた。
[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。

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