テイラー・スウィフトの「ダンス動画」が話題...「こんなに下手なのか」という批判にファンが大反論
Taylor Swift Critics Mocking Her Dance Moves Missed One Major Point
不完全なダンスこそがテイラーの強み
スウィフトはこれまで何度も自分のダンスについて語っており、2023年にはタイム誌にと明かしている。
ダンス評論家のブライアン・サイバートは、2023年にニューヨーク・タイムズ紙でスウィフトのダンスを分析し、エラズ・ツアーの振り付けは「彼女のシンプルな動きを最大限に活かしている」と指摘している。「ダンスとしてはシンプルで独創的ではないが、非常に効果的だ」とはサイバートは書いている。
「スウィフトはダンスをするポップ界のスーパースターだが、ダンスで知られているわけではない。多くのファンも、この点において彼女はビヨンセでもブリトニー・スピアーズでもないことを認めるだろう。どれだけ努力しても、彼女は少し硬くてぎこちないのだ。しかし、それでも3時間半を超えるパフォーマンスにおいて、ボディランゲージは非常に重要である」
サイバートはさらに、スウィフトのダンスは正確ではないかもしれないが、「ファンはそれでも彼女を愛している」ため、問題ではないと指摘している。「この不完全なダンスこそが、彼女の親しみやすい普通の女性というイメージの一部になっているのだろう。それが彼女をより身近に感じさせるのだ」
スウィフトは、5大陸149公演を行ったエラズ・ツアーを12月に締めくくった。史上最高の興行収入を記録したこのツアーは、スウィフトの20年のキャリアを振り返るもので、3時間半に及ぶ公演ではスウィフトの音楽が時代ごとに区切られていた。

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