最新記事
音楽

「気持ち悪い」「正直言って変...」サブリナ・カーペンターの「エイリアンと熱烈キス」パフォーマンスに賛否両論

2024年9月18日(水)16時00分
千歳香奈子
サブリナ・カーペンター

サブリナ・カーペンター(3月10日、ロサンゼルス) Featureflash Photo Agency-Shutterstock

<宇宙をイメージしたセットで、宇宙飛行士やエイリアンに扮したバックダンサーと共に会場を盛り上げたが...>

歌手サブリナ・カーペンターが、9月11日に行われた米音楽専門局MTVが主催するミュージックビデオの祭典「Video Music Awards(VMA)」で、エイリアンに扮したダンサーとキスをして「気持ち悪い」「正直に言って変」「あのエイリアンになりたかった」と賛否を呼んでいる。

【写真】【動画】セクシー衣装で熱烈パフォ...サブリナ・カーペンターの「エイリアン」との賛否両論キスシーン

「Espresso」で最優秀楽曲賞を受賞したサブリナは、ニューヨークのUSBアリーナのステージに登場し、宇宙をイメージした壮大なセットで宇宙飛行士やエイリアンに扮したバックダンサーと共にパフォーマンスを行った。

新アルバム「Short n' Sweet」からシングルカットされた「Please Please Please」から「Taste」「Espresso」と続くメドレーの中盤、エイリアンと抱き合ってラブシーンを演じる宇宙飛行士を押しのけ、エイリアンと熱烈キスをする演出で会場を盛り上げた。

「大先輩」も反応

VMAではこれまでも数々のキスシーンが披露されてきたが、2003年にマドンナがブリトニー・スピアーズとクリスティーナ・アギレラの2人とキスをしたパフォーマンスは歴史的な出来事として人々の記憶に刻まれている。その当事者でもあるブリトニーは、自らのパフォーマンス以来となるサブリナの衝撃的なキスにすかさず反応。

「みんなVMA見た?私は見ていないけど、スマホでサブリナ・カーペンターのYouTube動画は見たよ」と語る動画をインスタグラムに投稿し、「なぜ彼女はステージ上でエイリアンにキスをしたの?私は彼女が死ぬほど好きだけど、あのキスは理解できない。なぜ女の子にキスしなかったの?あれは変だよ」と、大先輩として率直な感想を述べた。

一方で、マドンナが1991年のアカデミー賞で着用した伝説のマリリン・モンローを彷彿させるドレスを纏ってレッドカーペットに登場したサブリナが、ブリトニーの名前を口にしたことにも言及。「私は子持ちだし、ちょっと年を取っているから自分が有名人だということを忘れてしまうことがある。だからちょっと嬉しかった。ありがとう」と喜んだ。

しかし、ファンが注目したのは、衝撃的なキスだけではなかった。VMAの前日に行われた米大統選の候補者2人によるテレビ討論会で共和党のドナルド・トランプ前大統領が、外国人という意味で「Aliens(エイリアン)」の単語を使って民主党のカマラ・ハリス副大統領の不法移民政策を批判して物議を醸していたことに着目。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

アングル:またトランプ氏を過小評価、米世論調査の解

ワールド

アングル:南米の環境保護、アマゾンに集中 砂漠や草

ワールド

トランプ氏、FDA長官に外科医マカリー氏指名 過剰

ワールド

トランプ氏、安保副補佐官に元北朝鮮担当ウォン氏を起
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:超解説 トランプ2.0
特集:超解説 トランプ2.0
2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 2
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 3
    「このまま全員死ぬんだ...」巨大な部品が外されたまま飛行機が離陸体勢に...窓から女性が撮影した映像にネット震撼
  • 4
    北朝鮮は、ロシアに派遣した兵士の「生還を望んでい…
  • 5
    ロシア西部「弾薬庫」への攻撃で起きたのは、戦争が…
  • 6
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対す…
  • 7
    「何も見えない」...大雨の日に飛行機を着陸させる「…
  • 8
    クルスク州のロシア軍司令部をウクライナがミサイル…
  • 9
    「ダイエット成功」3つの戦略...「食事内容」ではな…
  • 10
    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 3
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査を受けたら...衝撃的な結果に「謎が解けた」
  • 4
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 5
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋…
  • 6
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対す…
  • 7
    北朝鮮は、ロシアに派遣した兵士の「生還を望んでい…
  • 8
    Netflix「打ち切り病」の闇...効率が命、ファンの熱…
  • 9
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 10
    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 4
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大き…
  • 5
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 6
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 7
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 8
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 9
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋…
  • 10
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中