最新記事
ペット

「悲しそう」「動物虐待...」ベッカム長男夫妻、白い被毛の愛犬2匹を「ド派手」に染めて大炎上...何色になった?

2024年9月26日(木)16時40分
千歳香奈子
ブルックリン・ベッカムと妻ニコラ・ペルツ

ブルックリン・ベッカムと妻ニコラ・ペルツ(2022年10月、ロサンゼルス) DFree-Shutterstock

<愛犬家として知られる2人なだけに、SNSに登場した犬の変わり果てた姿にショックを受けるファンが続出>

サッカー界の元スーパースター、デビッド・ベッカムの長男ブルックリン・ベッカムと妻で女優のニコラ・ペルツ夫妻が、真っ白な被毛の愛犬2匹を鮮やかなピンク色に染めて「動物虐待」と批判を浴び、ネットを大炎上させている。

【写真】【動画】全身ピンク、局地的にオレンジ...真っ白だった愛犬2匹がド派手な姿に 表情は「悲しそう」?

ことの発端はブルックリンが、自身のTikTokに自宅のキッチンでニコラとじゃれ合う動画を投稿したこと。映像の中でニコラが、全身がピンクで耳と足の一部がオレンジ色に染められた愛犬のボロニーズを抱いて登場し、ファンを驚かせた。

愛犬家として知られる夫妻のSNSには、度々真っ白いふわふわの毛をしたボロニーズたちが登場しており、変わり果てた姿にショックを受けるファンが続出。「ぬいぐるみかと思った」「悲しそうな顔をしている」「どれだけ、犬が苦しんだか分かる?」など批判が殺到し、「クソ女」とニコラを名指しで攻撃するユーザーもいた。

「美しい」と一部で称賛の声があったものの、心なしか沈んだ表情に見えることから「かわいそすぎる」と健康面への悪影響を心配するファンも多く、「動物を染色することを禁じる法律を作るべき」などと、染色施術の是非を巡って激しい論争を巻き起こしている。

今年6月にチワワをトリミング施術直後の突然死で失ったばかりだった

追い打ちをかけるように、ブルックリンはインスタグラムのストーリーでも全身をピンクに、耳をパープルに染めた同じ犬種のもう1匹の愛犬の姿も公開。「私のベイビーガール」とキャプションを添え、空のスーツケースの中に横たわるうつろな目をしたラムという名の愛犬の写真も披露し、「犬に何をしたの」「なんてこと」と怒りのコメントが寄せられている。

夫妻は今年6月に、9年間一緒に過ごしてきたナラと呼ばれるチワワをトリマーの施術直後に突然死で失ったばかり。トリミングを依頼したペットサロン会社の責任を追及するため、ニコラは弁護士を雇って訴訟を起こしている。

「人生で一番つらい月でした。いろいろな意味でこの悲しみを言葉で表現することすらできません。犬を誰に預けるかは慎重に考えて。ドアの向こうで何が起きているのか、分からないから」と、ナラを失った悲しみを綴っていた。

埋葬を報告した投稿では、「私たちの(ペットの)赤ちゃんと彼らを世話する愛情深い飼い主をより守るために法律を変える必要があります。ペットは私たちが選んだ家族です」とコメントしていただけに、「どこで染めたの?」「動物愛護を語る資格はない」「犬はおもちゃじゃない」と体に負担をかける染色施術に厳しい意見が寄せられている。

[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。

20241001issue_cover150.png
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2024年10月1日号(9月25日発売)は「羽生結弦が能登に伝えたい思い」特集。【ロングインタビュー】被災地支援を続ける羽生結弦が語った、3.11の記憶と震災を生きる意味

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ヒズボラ本部空爆、イスラエルから事前通告なし=米国

ワールド

米国務長官、中国外相と会談 ロシアへの軍事支援など

ビジネス

アングル:欧州のAI規制法、具体的な実施規則が焦点

ビジネス

アングル:タイ自動車部品業界に暗雲、家計債務増大や
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:羽生結弦が能登に伝えたい思い
特集:羽生結弦が能登に伝えたい思い
2024年10月 1日号(9/24発売)

被災地支援を続ける羽生結弦が語った、3.11の記憶と震災を生きる意味

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    漫画、アニメの「次」のコンテンツは中国もうらやむ日本の伝統文化? カギは大手メディアが仕掛ける「伝検」
  • 2
    ワーテルローの戦い、発掘で見つかった大量の切断された手足と戦場の記憶
  • 3
    白米が玄米よりもヘルシーに
  • 4
    中国で牛乳受難、国家推奨にもかかわらず消費者はそ…
  • 5
    プーチンと並び立つ「悪」ネタニヤフは、「除け者国…
  • 6
    中国が最大規模の景気刺激策を発表、これで泥沼から…
  • 7
    野原で爆砕...ロシアの防空システム「Buk-M3」破壊の…
  • 8
    「ターフ/TERF」とは何か?...その不快な響きと排他…
  • 9
    爆売れゲーム『黒神話:悟空』も、中国の出世カルチ…
  • 10
    【クイズ】「バッハ(Bach)」はドイツ語でどういう…
  • 1
    キャサリン妃の「外交ファッション」は圧倒的存在感...世界が魅了された5つの瞬間
  • 2
    漫画、アニメの「次」のコンテンツは中国もうらやむ日本の伝統文化? カギは大手メディアが仕掛ける「伝検」
  • 3
    がん治療3本柱の一角「放射線治療」に大革命...がんだけを狙い撃つ、最先端「低侵襲治療」とは?
  • 4
    ワーテルローの戦い、発掘で見つかった大量の切断さ…
  • 5
    白米が玄米よりもヘルシーに
  • 6
    メーガン妃に大打撃、「因縁の一件」とは?...キャサ…
  • 7
    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…
  • 8
    レザーパンツで「女性特有の感染症リスク」が増加...…
  • 9
    NewJeans所属事務所問題で揺れるHYBE、投資指標は韓…
  • 10
    先住民が遺した壁画に「当時の人類が見たはずがない…
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    エリート会社員が1600万で買ったマレーシアのマンションは、10年後どうなった?「海外不動産」投資のリアル事情
  • 3
    「まるで別人」「ボンドの面影ゼロ」ダニエル・クレイグの新髪型が賛否両論...イメチェンの理由は?
  • 4
    年収分布で分かる「自分の年収は高いのか、低いのか」
  • 5
    森ごと焼き尽くす...ウクライナの「火炎放射ドローン…
  • 6
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは.…
  • 7
    「あの頃の思い出が詰まっている...」懐かしのマクド…
  • 8
    中国の製造業に「衰退の兆し」日本が辿った道との3つ…
  • 9
    無数のハムスターが飛行機内で「大脱走」...ハムパニ…
  • 10
    国立西洋美術館『モネ 睡蓮のとき』 鑑賞チケット5組…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中