最新記事
ネットで話題

「あの頃の思い出が詰まっている...」懐かしのマクドナルド「ハッピーセット」おもちゃが再び注目の的に

Delight at Nostalgic McDonalds Toys From '80s, '90s Saved by Grandma

2024年8月28日(水)14時20分
スー・キム
おばあちゃんが残したマクドナルドの思い出の品々(写真はイメージです) Joiarib Morales Uc-Unsplash

おばあちゃんが残したマクドナルドの思い出の品々(写真はイメージです) Joiarib Morales Uc-Unsplash

<1980〜90年代の「ハッピーセット」おもちゃコレクションがRedditに投稿され、懐かしむ声が続出している>

1980~90年代、マクドナルドの「ハッピーセット」に付いてきたおもちゃをおばあちゃんが収集したコレクションの写真がRedditに掲載され、当時を懐かしむ声が続出している。

【画像】おばあちゃんが大事にしてきたマクドナルド「ハッピーセット」コレクション

写真はRedditユーザーのenthusedwaggyが8月22日に投稿して以来、1万7000を超す「いいね」を集めた。バンビのフィギュアや「低脂肪牛乳パック人形」など、箱に詰められたさまざまなおもちゃ。「おばあちゃんが取っておいた1980~90年代のマクドナルドのおもちゃ」という説明が添えられている。

マクドナルドが7月に発表した2024年第2四半期決算は、連結売上高がほぼ65億ドル、50のロイヤルティ市場をまたぐロイヤルティ会員の総売り上げは、12カ月の累計で260億ドル超、第2四半期で約70億ドルだった。

マクドナルドは8月21日の2024民主党全国大会でも脚光を浴びた。演説に立ったビル・クリントン元大統領は、同党大統領候補のカマラ・ハリス副大統領がマクドナルドでバイトしていた経験に触れた。その経験はハリス陣営のキャンペーン動画でも紹介されている。

クリントンはこう語った。「彼女(ハリス)は若かった頃、マクドナルドで働いていた。彼女が大統領としてホワイトハウスに入ってくれれば本当にうれしい。マクドナルドで過ごした時間が最も長い大統領という私の記録を彼女が破ってくれるから」

アメリカ史上初のセカンドジェントルマン(副大統領の夫)ダグ・エムホフも、妻のハリスを紹介して話題になったこの日の演説で、マクドナルドでバイトした自身の経験を振り返った。

「金銭的に苦しかったので、高校の時はマクドナルドで働いてお小遣いを稼いだ」とエムホフは言い、「私は月間最優秀従業員だった。それだけでなく、額縁に入れた写真は今も持っている。見ての通り、リングもゴールデンアーチも全部ある」と付け加えた。

ハリスは民主党全国大会が始まる数日前の8月17日、「大学時代、私は出費をまかなうためにマクドナルドで働いた。一緒に働いた仲間には、自分の稼ぎで家族を養っている人たちもいた。彼らは家賃や食費のために2つも3つも仕事をかけ持ちしていた」とXに投稿した。

「そうした人たちは生活費が上がれば一層苦しくなる。私が大統領に選出されれば、全てのアメリカ人のためにコストを引き下げ、経済的安定の向上を最優先課題とする」とハリスは書き込んでいる。

Reddit民の「お気に入り」だったおもちゃは?

一方、Redditのユーザーはハッピーセットのおもちゃの写真に大喜びだった。自身が楽しんだ思い出を振り返るコメントも多数寄せられた。

KayMay03は「私が大好きだったあのバンビ」と書き込み、ForestDweller82は「1999年のミニビーニーベイビーが大好きだった。最高だった」とコメントしている。

「ディズニーの新作映画が出るたびにおもちゃをもらった。もちろん、今もあるけれど、あの頃は違っていた...」とKayMay03は懐かしむ。

「1990年代と2000年代の初めは時々小さなレゴセットもあった!私が最後にハッピーセットを買ったのは、高校の最後の年か、大学1年の時(だから2000〜2001年)。マクドナルドは小さなれごの乗り物セットをハッピーセットに入れていた。私はヘリコプターとパイロットのミニフギュアをゲットした。マクドナルドへ遊びに行って、素敵なおもちゃが付いたハンバーガーのハッピーセットを買うことは、幼い私にとって本当に特別なことだった...」。TheLostSkellytonはそう回想している。

Doctor-Amazingは「1990年代初めにあったマリオのおもちゃは最高だった。バク転するクリボー。小さなポンプを踏むと跳ねるクッパ」と思い出を語った。

(翻訳:鈴木聖子)

2024091724issue_cover150.png
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2024年9月17日/24日号(9月10日発売)は「ニュースが分かる ユダヤ超入門」特集。ユダヤ人とは何なのか/なぜ世界に離散したのか/優秀な人材を輩出してきたのはなぜか…ユダヤを知れば世界が分かる

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

焦点:トランプ陣営、激戦州勝利へ賭けの戦略 照準は

ワールド

トランプ氏、移民強制送還を表明 オハイオの「ペット

ビジネス

米国株式市場=続伸、FRB大幅利下げ期待で小型株が

ビジネス

USスチール買収審査、23日が期限 90日延期も可
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ニュースが分かる ユダヤ超入門
特集:ニュースが分かる ユダヤ超入門
2024年9月17日/2024年9月24日号(9/10発売)

ユダヤ人とは何なのか? なぜ世界に離散したのか? 優秀な人材を輩出した理由は? ユダヤを知れば世界が分かる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは...」と飼い主...住宅から巨大ニシキヘビ押収 驚愕のその姿とは?
  • 3
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢な処刑」、少女が生き延びるのは極めて難しい
  • 4
    【クイズ】自殺率が最も高い国は?
  • 5
    世界に離散、大富豪も多い...「ユダヤ」とは一体何な…
  • 6
    クルスク州「重要な補給路」がHIMARSのターゲットに.…
  • 7
    強烈な炎を吐くウクライナ「新型ドローン兵器」、ロ…
  • 8
    キャサリン妃、化学療法終了も「まだ完全復帰はない…
  • 9
    ロシア空軍が誇るSu-30M戦闘機、黒海上空でウクライ…
  • 10
    ロック界のカリスマ、フランク・ザッパの娘が語る「…
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    「まるで別人」「ボンドの面影ゼロ」ダニエル・クレイグの新髪型が賛否両論...イメチェンの理由は?
  • 3
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは...」と飼い主...住宅から巨大ニシキヘビ押収 驚愕のその姿とは?
  • 4
    「令和の米騒動」その真相...「不作のほうが売上高が…
  • 5
    【現地観戦】「中国代表は警察に通報すべき」「10元…
  • 6
    強烈な炎を吐くウクライナ「新型ドローン兵器」、ロ…
  • 7
    森ごと焼き尽くす...ウクライナの「火炎放射ドローン…
  • 8
    メーガン妃の投資先が「貧困ポルノ」と批判される...…
  • 9
    アメリカの住宅がどんどん小さくなる謎
  • 10
    森に潜んだロシア部隊を発見、HIMARS精密攻撃で大爆…
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    ウクライナの越境攻撃で大混乱か...クルスク州でロシア軍が誤って「味方に爆撃」した決定的瞬間
  • 3
    エリート会社員が1600万で買ったマレーシアのマンションは、10年後どうなった?「海外不動産」投資のリアル事情
  • 4
    電子レンジは「バクテリアの温床」...どう掃除すれば…
  • 5
    ハッチから侵入...ウクライナのFPVドローンがロシア…
  • 6
    年収分布で分かる「自分の年収は高いのか、低いのか」
  • 7
    日本とは全然違う...フランスで「制服」導入も学生は…
  • 8
    「棺桶みたい...」客室乗務員がフライト中に眠る「秘…
  • 9
    「まるで別人」「ボンドの面影ゼロ」ダニエル・クレ…
  • 10
    森ごと焼き尽くす...ウクライナの「火炎放射ドローン…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中