ケイティ・ペリー、蛍光色ビキニでヘリから「劇的ジャンプ」披露も「二度と気候変動を語るな」と批判続出
ケイティ・ペリー Waqas 302-Shutterstock
<婚約者オーランド・ブルームと一緒に海に飛び込む写真・動画を公開して新曲「LIFETIMES」を宣伝したケイティ・ペリーだが...>
歌姫ケイティ・ペリーが8月12日、婚約者の俳優オーランド・ブルームと共に休暇先のイタリア・サルデーニャ島で、ヘリコプターから海にダイブするアトラクションに挑戦した様子をインスタグラムで公開。
【写真】【動画】蛍光色ビキニで海にダイブするケイティ・ペリー...今月上旬には海水浴中にビキニがずり落ちるシーンも
「空に星があるように、あらゆる人生において、あなたと私はお互いを見つけるだろう」と新曲「LIFETIMES」の歌詞の一部をキャプションに添え、大胆な行動で8月上旬にミュージックビデオ(MV)をリリースしたばかりの新曲を宣伝し、「すごい」「トム・クルーズの次回作に出られるね」など驚きと称賛の声が上がった。
蛍光オレンジのビキニを纏ったケイティと海パン姿のオーランドがヘリコプターから勢いよく飛び降りる瞬間を捉えた写真に加え、オーランドの「1、2、3!」のかけ声に合わせて手をつないで海に飛び込む過程を記録した動画も公開。さらに遠くからヘリコプターを撮影した写真もあり、少なくとも高さ6メートルはあるかのように見える海面に向けて落下する2人の劇的なジャンプシーンが写っている。
環境に悪影響との批判も
オンラインメディアのTMZによるとこれは、「バケットリスト(死ぬまでにしたいこと)」の一つだったようだが、「金持ちは気候変動なんて気にしないのね」と批判にも晒されている。
特に、ユニセフ(国連児童基金)の親善大使としてかつて「気候変動が世界の子どもたちに与える壊滅的な影響」について訴えていただけに、「二度と気候変動に関して語らないで。たった1回のジャンプで大気中に放出される燃料と有害物質はとんでもない量」と非難するユーザーもいた。
高価なレジャーが環境に悪影響だと批判されたケイティは、奇しくもタイミングを同じくしてスペイン東部沖バレアレス諸島の保護区域で新曲「LIFETIMES」のMVを無許可で撮影していたことが発覚し、環境を傷つけた疑いが浮上。地元当局の調査対象となっていることが13日、明らかになった。
MVではケイティがバレアレス諸島の1つ、エスパルマドール島の砂浜で飛び跳ねたり、寝転んだりするシーンがあり、「生態学的に大きな価値がある」という砂丘での撮影が問題視されている。
一方で、島内での撮影行為そのものが禁止されているわけではないため、「環境侵害の罪」に問われているわけではないという。ケイティからコメントは出されていないが、レコードレーベルはビデオ制作会社が必要な許可を取っていると反論している。
約4年ぶりとなる新アルバム『143』のリリースを9月に控えるケイティは、7月に発表した新曲「Woman's World」のMVを巡っても「時代遅れ」「性的」と批判を浴びたばかり。また、歌手ケシャから性的暴行で訴えられたプロデューサーのドクター・ルークと仕事をしていることでも非難されており、トラブルが相次いでいる。
[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。
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