最新記事
モデル

「なぜその格好...」ルーブル美術館を貸し切った米モデル、名画の前に佇む写真に「マナー違反」「不衛生」と批判殺到

2024年7月3日(水)17時10分
千歳香奈子
ケンダル・ジェンナー

ケンダル・ジェンナー(3月10日、ロサンゼルス) Featureflash Photo Agency-Shutterstock

<復縁が噂される元恋人のラッパー、バッド・バニーとルーブル美術館を貸し切ってデートを楽しんだとされるケンダル・ジェンナー。美術鑑賞に不適切な格好だけでなく、「特権をひけらかしている」との批判も>

モデルのケンダル・ジェンナーが、フランス・パリにあるルーブル美術館を貸し切ってデートを楽しみ、裸足で絵画を鑑賞する写真を自身のインスタグラムに投稿して「特権乱用」「靴はどこ?」「ありえない」と炎上している。

【写真】ケンダル・ジェンナー、名画の前に裸足で佇む姿が「マナー違反」「不衛生」と炎上

6月24日から27日まで開催されたパリ・ファッションウィークのため同地を訪れていたケンダルは、「深夜のルーブル」とキャプションを添え、黒のトップスと揃いのロングスカート姿で「モナリザ」(レオナルド・ダ・ヴィンチ)や「カナの婚礼」(パオロ・ヴェロネーゼ)を鑑賞する後ろ姿を公開した。周りに人はおらず、「深夜」と記していることからも閉館後に誰にも邪魔されず優雅に美術鑑賞を楽しんだものと見られるが、足元はなぜか裸足だった。

投稿を見た人たちからは、「特権をひけらかすのは間違っている」「お金持ちは欲しい物すべてが手に入ると思っている。腹立たしい」「あなたはとてもお金持ちだから、歴史ある美術館を裸足で歩くためだけに、真夜中にルーブル美術館を開けさせることができるのね」など、特別扱いを受け、さらにそれをSNSで自慢したことへの批判が相次いでいる。

マナー違反、不衛生とのコメントが殺到

また、裸足で絵画の前に立つ姿にも、「なぜ裸足?少なくとも高価なスリッパを履いて、ルーブルの床を汚さないようにすべき」「ルーブル美術館を裸足で歩くのは、パリがどれだけ汚いか思い出すまでは美しく思える」「裸足の写真はロマンチックで美的に見えるのは理解できるが、床はとても汚い」「敬意に欠ける」など、マナー違反や不衛生だとのコメントが殺到している。

さらに、ルーブル美術館で働いているというユーザーからは、「裸足で歩き回ることは禁止されている。同僚があなたにこの特権を与えたのは間違いだった。この写真のせいで私たちはこれから訪れる人たちが靴を脱ぐことにきっと対処することになるでしょう」との批判も寄せられている。ただ、公式サイトには靴の着用ルールに関する記述がないため、一般常識からは逸脱しているものの規則違反であったかどうかは確認できていない。

写真に姿はないが、この日復縁が噂されていた元恋人のラッパー、バッド・バニーと一緒にルーブルに到着した姿がパパラッチされており、美術館デートだったと伝えられている。そのため、「このデートのために入館料をいくら払ったのだろう。それとも、それ相当の寄付をしたのだろうか」「大勢の人に囲まれずに静かに絵画を鑑賞できるなんて羨ましい」などのコメントも寄せられている。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

NY外為市場=ドル上昇、トランプ関税発表控え神経質

ワールド

英仏・ウクライナの軍トップ、数日内に会合へ=英報道

ビジネス

米国株式市場=S&P500・ダウ反発、大幅安から切

ビジネス

米利下げ時期「物価動向次第」、関税の影響懸念=リッ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 2
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者が警鐘【最新研究】
  • 3
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 4
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 5
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 6
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 7
    3500年前の粘土板の「くさび形文字」を解読...「意外…
  • 8
    メーガン妃のパスタ料理が賛否両論...「イタリアのお…
  • 9
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 10
    なぜ「猛毒の魚」を大量に...アメリカ先住民がトゲの…
  • 1
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き詰った「時代遅れ企業」の行く末は?【アニメで解説】
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 3
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 4
    【独占】テスラ株急落で大口投資家が本誌に激白「取…
  • 5
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 6
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 7
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 8
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中…
  • 9
    「この巨大な線は何の影?」飛行機の窓から撮影され…
  • 10
    現地人は下層労働者、給料も7分の1以下...友好国ニジ…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 6
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 7
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 8
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 9
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 10
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中