最新記事
セレブ

リアーナ、インド大富豪の結婚祝いでライブも「怠慢」「プロじゃない」と酷評の嵐 アフターパーティーではノリノリで腰振る姿も

2024年3月8日(金)14時30分
千歳香奈子
リアーナ

リアーナ(2018年9月、ニューヨーク) lev radin-Shutterstock

<ロングスリーブのシースルードレスで登場し、17曲を披露したリアーナ。あまりに冴えないダンスに「おめでた?」と、第3子の懐妊を疑う声まで上がったが──>

歌姫リアーナが、3月1日にアジアで最も裕福なインドの資産家の御曹司アナント・アンバニの結婚プレパーティーで8年ぶりとなるフル・ライブを行うも、パフォーマンスがあまりにもお粗末だとネットを騒がせている。

【動画】インド大富豪の結婚祝いで「面倒臭そう」に踊るリアーナ、アフターパーティーではノリノリで腰振る姿も

昨年8月に第2子を出産したリアーナがステージに立つのは、昨年のNFL王者決定戦スーパーボウルのハーフタイムショーに登場して以来1年ぶり。総資産1170億ドルとされる大富豪からの招待で御曹司と婚約者のためにパフォーマンスを行ったリアーナのギャラは、600万ドルともいわれている。パーティーには、ビル・ゲイツやマーク・ザッカーバーグ、イヴァンカ・トランプら米国からも多くの大物ゲストが招待され、リアーナは約1200人の招待客の前でパフォーマンスを行った。

ロングスリーブのシースルードレスを身に纏ってステージに登場したリアーナは、ヒット曲「Work」や「All of the Lights」など17曲を披露した。ネットにパフォーマンス動画が大量投稿されると、それを見たユーザーたちの間でテンションの低さが話題となった。

「これまでで最も怠慢なパフォーマンス」「会場も盛り上がっていない」「熱意が感じられない」と非難が相次ぎ、「何百万ドルももらっているのに、これは何なの? 彼女は美しいけど、プロフェッショナルじゃない」「何年もアルバムすら出していないのに」と厳しい意見も寄せられ、ネットは酷評の嵐となった。

あまりに冴えないダンスに「おめでた?」と、第3子の懐妊を疑う声まで出ていたが、アフターパーティーでは一転して腰を振りノリノリで踊る姿がキャッチされた。ボリウッド女優ジャンヴィ・カプールらゲストと体を密着させて踊り、トゥワークまで披露してみせた。しかし、ここでも「インドのダンスは踊れない」「(ジャンヴィに)負けた」と批判を浴び、「お金があれば欲しいものは何でも手に入る」と皮肉られている。

ライブを終えたリアーナは、集まったカメラマンや警察官らと記念撮影に応じるなど終始上機嫌で、パパラッチと肩を組む写真まで拡散されている。「天文学的なギャラといくつかの贈り物を手にインドを去った」と皮肉るメディアもあり、出稼ぎパフォーマンスが思わぬ批判を浴びている。

[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。

20250401issue_cover150.png
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年4月1日号(3月25日発売)は「まだ世界が知らない 小さなSDGs」特集。トランプの「逆風」をはね返す企業の努力が地球を救う

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ミャンマー地震の死者1000人超に、タイの崩壊ビル

ビジネス

中国・EUの通商トップが会談、公平な競争条件を協議

ワールド

焦点:大混乱に陥る米国の漁業、トランプ政権が割当量

ワールド

トランプ氏、相互関税巡り交渉用意 医薬品への関税も
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
2025年4月 1日号(3/25発売)

トランプの「逆風」をはね返す企業の努力が地球を救う

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 2
    現地人は下層労働者、給料も7分の1以下...友好国ニジェールからも追放される中国人
  • 3
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中国・河南省で見つかった「異常な」埋葬文化
  • 4
    なぜ「猛毒の魚」を大量に...アメリカ先住民がトゲの…
  • 5
    突然の痛風、原因は「贅沢」とは無縁の生活だった...…
  • 6
    なぜANAは、手荷物カウンターの待ち時間を最大50分か…
  • 7
    不屈のウクライナ、失ったクルスクの代わりにベルゴ…
  • 8
    アルコール依存症を克服して「人生がカラフルなこと…
  • 9
    最古の記録が大幅更新? アルファベットの起源に驚…
  • 10
    最悪失明...目の健康を脅かす「2型糖尿病」が若い世…
  • 1
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 2
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き詰った「時代遅れ企業」の行く末は?【アニメで解説】
  • 3
    「低炭水化物ダイエット」で豆類はNG...体重が増えない「よい炭水化物」とは?
  • 4
    「テスラ離れ」止まらず...「放火」続発のなか、手放…
  • 5
    【独占】テスラ株急落で大口投資家が本誌に激白「取…
  • 6
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 7
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 8
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大…
  • 9
    大谷登場でざわつく報道陣...山本由伸の会見で大谷翔…
  • 10
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 3
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 4
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 5
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 6
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 7
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 8
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 9
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 10
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中