飛行機内で乗客がテイラー・スウィフトの曲を「大合唱」...投稿された「お祭り騒ぎ」動画に、「悪夢だ」の声も
Taylor Swift Fans Singalong on Plane Sparks Outrage: 'Nightmare'
メルボルンで開かれたテイラー・スウィフトの公演(2月16日) AAPIMAGE via Reuters
<テイラー・スウィフトの「The Eras Tour」に向かうファンたちが搭乗した機内の様子を捉えた動画には批判も起きている>
歌手のテイラー・スウィフトのファンが、航空機の中で大合唱する動画がTikTokで拡散され、「悪夢だ」といった批判が上がっている。動画には「フライト全体がスウィフティーズ(スウィフトのファン)だ」という文字が添えられており、機内で乗客たちが、音楽に合わせて歌いながら手を振る様子が映されている。
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キャプションには「『The Eras Tour』への道のりは、こうでなくちゃ」と記されている。スフィトの世界ツアー「The Eras Tour」は、2月16〜18日までオーストラリア・メルボルンで行われ、これまでで最大規模の公演となった。
同地での3公演のうち最後の公演で、スウィフトは「初日の夜に9万6000人、2日目の夜に9万6000人、そして今夜も9万6000人......すべてツアー最大規模の公演で、3回もできた」と語った。X(旧ツイッター)には、彼女のステージの映像が投稿されている。
スウィフティーズが団結力を見せたのは、今回が初めてではない。2月初めには、スフィトのプライベートジェット機のフライト情報を追跡していた米フロリダ州の大学生ジャック・スウィーニーが、その飛行データをSNSで公開すると、ファンは結束して一斉にスウィーニーへの非難を開始した。
客室乗務員もアナウンス用の受話器で熱唱
スウィーニーが投稿したデータによると、スウィフトのプライベートジェットは、1月30日に米イリノイ州カホキアからミズーリ州セントルイスまでの約45キロを13分で移動したという。
スウィフトの弁護士は、スウィーニーがスウィフトのフライトの追跡を止めなければ、法的措置を取ると述べており、追跡アカウントによってスウィフトと彼女の家族は「直接的かつ回復不可能な損害、そして精神的・肉体的苦痛」を被ったと主張している。
今回の動画では、客室乗務員2人もアナウンスシステムの受話器に向かって歌っているように見える。機内には、カメラマンやマイクを持ったテレビ司会者の姿もある。
動画の投稿者は「搭乗前に、このフライトにはスウィフトのファンが乗っていて、(オーストラリアのテレビ局の)チャンネル9が撮影するというメールを受け取った」と別の投稿で説明している。