最新記事
モデル

「別人」「いくら使った?」マイケル・ジャクソン娘、肩と胸下さらけ出す大胆ドレス披露...80個以上のタトゥーはどこ?とネット騒然

2024年2月9日(金)14時15分
千歳香奈子
パリス・ジャクソン

パリス・ジャクソン(2023年3月21日、ハリウッド) DFree-Shutterstock

<パリス・ジャクソンがグラミー賞授賞式に大胆な黒ドレスで登場。胸元のチャクラや両腕を覆う大量のタトゥーが一つもないことに、ファンから驚きの声が上がった>

2009年に急死した「キング・オブ・ポップ」ことマイケル・ジャクソンの遺児パリス・ジャクソンが、2月4日に米ロサンゼルスで開催された音楽の祭典グラミー賞授賞式で、全身のタトゥーを消して別人のような姿を見せ、驚きと称賛の声が上がっている。

【ビフォーアフター写真】80個以上のタトゥーに全身を覆われた普段の姿と、授賞式でのナチュラルな姿

モデルや女優として活動するパリスは、全身に80個以上のタトゥーを入れていることで有名。しかし、胸下に大胆なカットアウトが施されたオフショルダーの黒いドレスでレッドカーペットに登場したパリスの肌からは、あるはずのタトゥーがすべて消えていた。

胸元にあるチャクラのシンボルや両腕を覆っていた大量のタトゥーが一つもないことに、「いつ消したの?」「タトゥーはあなたの一部なのに」とファンは騒然。「なぜ?」「全部消すのにいくら使ったの?」など否定的な声も寄せられた。

一方、「こっちの方が断然いい」「エレガント」「ゴージャス」「ナチュラルな美しさ」と新ルックに称賛の声も相次いでいる。

「私もやってみたくなった」「単にメイクでそこまで騒ぐ?」と賛否

大胆なイメチェンで世間を驚かせたパリスだが、これは「Cover FX」という化粧品ブランドとのコラボレーションだったようで、タトゥーをファンデーションでカバーするメイクの過程をインスタグラムで公開した。

メイクアップアーティスト2人がかりでスポンジを使って丁寧にタトゥーを覆い隠す舞台裏を披露すると、ビフォーアフターに驚きの声が上がった。「私もやってみたくなった」「よい宣伝」「違いが良くわかる」「宣伝とはいえ、タトゥーを隠す意味が理解できない」「単にメイクしているだけで、なぜみんなそんなに騒ぐの?」などさまざまなコメントが寄せられ、賛否を呼んでいる。

パリスは、レッドカーペット上の取材で「タトゥーもピアスも大好きだけど、時に自分が身に着けるファッションというアートの邪魔をしたくないこともある」とコメント。セリーヌのクラシックなドレスを引き立たせるため、あえてタトゥーを消してナチュラルな素肌を見せる選択をしたことを明かした。

パリスはその後、「私の分身に夢中」とブランドへの感謝を述べるキャプションと共に、ビフォアアフターの写真複数枚を投稿。「たくさんの男女が、メイクカバーによる恩恵を受けている」「お父さんも、パリスを誇りに思っているはず」「タトゥーがあってもなくても美しい」などエールが送られた。

一方で、「タトゥーなしでも、あなたがどれほど素敵な女性か気づくべき。タトゥーをすべて除去することを願っている」とのコメントも寄せられるなど、思わぬ反響を呼んでいる。

[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。

ニューズウィーク日本版 トランプショック
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年4月22日号(4月15日発売)は「トランプショック」特集。関税発表の直後に90日間の猶予を宣言。世界経済を揺さぶるトランプの真意は?

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


試写会
『クィア/Queer』 ニューズウィーク日本版独占試写会 45名様ご招待
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

イスラエル、イラン核施設への限定的攻撃をなお検討=

ワールド

米最高裁、ベネズエラ移民の強制送還に一時停止を命令

ビジネス

アングル:保護政策で生産力と競争力低下、ブラジル自

ワールド

焦点:アサド氏逃亡劇の内幕、現金や機密情報を秘密裏
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプショック
特集:トランプショック
2025年4月22日号(4/15発売)

大規模関税発表の直後に90日間の猶予を宣言。世界経済を揺さぶるトランプの真意は?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「生はちみつ」と「純粋はちみつ」は何が違うのか?...「偽スーパーフード」に専門家が警鐘
  • 2
    「100歳まで食・酒を楽しもう」肝機能が復活! 脂肪肝に対する見方を変えてしまう新習慣とは
  • 3
    『職場の「困った人」をうまく動かす心理術』は必ず出版すべき本である
  • 4
    【クイズ】売上高が世界1位の「半導体ベンダー」はど…
  • 5
    トランプが「核保有国」北朝鮮に超音速爆撃機B1Bを展…
  • 6
    「2つの顔」を持つ白色矮星を新たに発見!磁場が作る…
  • 7
    あなたには「この印」ある? 特定の世代は「腕に同じ…
  • 8
    ロシア軍高官の車を、ウクライナ自爆ドローンが急襲.…
  • 9
    ロシア軍が従来にない大規模攻撃を実施も、「精密爆…
  • 10
    ロシア軍、「大規模部隊による攻撃」に戦術転換...数…
  • 1
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜け毛の予防にも役立つ可能性【最新研究】
  • 2
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ? 1位は意外にも...!?
  • 3
    しゃがんだ瞬間...「えっ全部見えてる?」ジムで遭遇した「透けレギンス」投稿にネット騒然
  • 4
    あなたには「この印」ある? 特定の世代は「腕に同じ…
  • 5
    「生はちみつ」と「純粋はちみつ」は何が違うのか?.…
  • 6
    パニック発作の原因とは何か?...「あなたは病気では…
  • 7
    中国はアメリカとの貿易戦争に勝てない...理由はトラ…
  • 8
    動揺を見せない習近平...貿易戦争の準備ができている…
  • 9
    【渡航注意】今のアメリカでうっかり捕まれば、裁判…
  • 10
    「世界で最も嫌われている国」ランキングを発表...日…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 3
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった...糖尿病を予防し、がんと闘う効果にも期待が
  • 4
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大…
  • 5
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 6
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 7
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 8
    「低炭水化物ダイエット」で豆類はNG...体重が増えな…
  • 9
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 10
    「テスラ離れ」止まらず...「放火」続発のなか、手放…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中