「別人」「いくら使った?」マイケル・ジャクソン娘、肩と胸下さらけ出す大胆ドレス披露...80個以上のタトゥーはどこ?とネット騒然
パリス・ジャクソン(2023年3月21日、ハリウッド) DFree-Shutterstock
<パリス・ジャクソンがグラミー賞授賞式に大胆な黒ドレスで登場。胸元のチャクラや両腕を覆う大量のタトゥーが一つもないことに、ファンから驚きの声が上がった>
2009年に急死した「キング・オブ・ポップ」ことマイケル・ジャクソンの遺児パリス・ジャクソンが、2月4日に米ロサンゼルスで開催された音楽の祭典グラミー賞授賞式で、全身のタトゥーを消して別人のような姿を見せ、驚きと称賛の声が上がっている。
【ビフォーアフター写真】80個以上のタトゥーに全身を覆われた普段の姿と、授賞式でのナチュラルな姿
モデルや女優として活動するパリスは、全身に80個以上のタトゥーを入れていることで有名。しかし、胸下に大胆なカットアウトが施されたオフショルダーの黒いドレスでレッドカーペットに登場したパリスの肌からは、あるはずのタトゥーがすべて消えていた。
胸元にあるチャクラのシンボルや両腕を覆っていた大量のタトゥーが一つもないことに、「いつ消したの?」「タトゥーはあなたの一部なのに」とファンは騒然。「なぜ?」「全部消すのにいくら使ったの?」など否定的な声も寄せられた。
一方、「こっちの方が断然いい」「エレガント」「ゴージャス」「ナチュラルな美しさ」と新ルックに称賛の声も相次いでいる。
「私もやってみたくなった」「単にメイクでそこまで騒ぐ?」と賛否
大胆なイメチェンで世間を驚かせたパリスだが、これは「Cover FX」という化粧品ブランドとのコラボレーションだったようで、タトゥーをファンデーションでカバーするメイクの過程をインスタグラムで公開した。
メイクアップアーティスト2人がかりでスポンジを使って丁寧にタトゥーを覆い隠す舞台裏を披露すると、ビフォーアフターに驚きの声が上がった。「私もやってみたくなった」「よい宣伝」「違いが良くわかる」「宣伝とはいえ、タトゥーを隠す意味が理解できない」「単にメイクしているだけで、なぜみんなそんなに騒ぐの?」などさまざまなコメントが寄せられ、賛否を呼んでいる。
パリスは、レッドカーペット上の取材で「タトゥーもピアスも大好きだけど、時に自分が身に着けるファッションというアートの邪魔をしたくないこともある」とコメント。セリーヌのクラシックなドレスを引き立たせるため、あえてタトゥーを消してナチュラルな素肌を見せる選択をしたことを明かした。
パリスはその後、「私の分身に夢中」とブランドへの感謝を述べるキャプションと共に、ビフォアアフターの写真複数枚を投稿。「たくさんの男女が、メイクカバーによる恩恵を受けている」「お父さんも、パリスを誇りに思っているはず」「タトゥーがあってもなくても美しい」などエールが送られた。
一方で、「タトゥーなしでも、あなたがどれほど素敵な女性か気づくべき。タトゥーをすべて除去することを願っている」とのコメントも寄せられるなど、思わぬ反響を呼んでいる。
[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。
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