最新記事
セレブ

キム・カーダシアンが、スーパーセレブらしい超豪華オフィスを動画で公開...金持ちアピールと賛否両論

Kim Kardashian divides internet over designer office tour

2024年1月28日(日)20時40分
シャノン・パワー
米スーパーセレブのキム・カーダシアン

Asatur Yesayants/Shutterstock

<キム・カーダシアンはSNS投稿をめぐって批判されることも多いが、これを逆手に取った「セレブ感」溢れる動画を公開>

米お騒がせセレブで起業家のキム・カーダシアンが自身のオフィスを紹介した動画が、TikTok上で大きな注目を集めている。補正下着とコスメブランドを手掛けているカーダシアンは、TikTokでトレンドになっている「オフコース」動画として、自身の本社オフィスのツアー動画を投稿。「成功や美貌をアピール」「アンチを黙らせた」と賛否両論を呼んでいる。

■【動画】なぜかボディラインを強調...米セレブ、とんでもなく豪華なオフィスを動画で公開して成功をアピール

TikTok上で流行している「オフコース」動画とは、「オフコース(もちろん)私は」で文章を始め、民族意識や年齢、ジェンダーなど自身のアイデンティティーの特徴を述べ、その後にそのコミュニティーに関するステレオタイプ(単純化したイメージ)を述べる内容のものだ。

カーダシアンにとっての「もちろん」は、オフィス内に日焼けマシンがあるだけでなく、LEDレッドライトセラピー(赤色光療法)用のマシンもあることだという。彼女は高級そうなガウン姿で歩き回り、スキンケアブランド「SKKN」のオフィスを紹介。オフィスの壁は、彼女がこれまでに飾ってきた雑誌の表紙で埋め尽くされている。

動画の中で彼女は、「私はキム・カーダシアン。もちろん支度部屋には私と同じサイズのマネキンがある」とオフィス内のスペースを紹介。

オフィス紹介でもボディラインの強調は忘れない

また別の場面では「私はキム・カーダシアン。もちろん、壁面の大型テレビでは常に私のブランドのキャンペーン映像が流れている」「もちろん、私はオフィス内に自分の脳と自家用機の3Dモデルがある」などと紹介している。

カーダシアンは先日、磁気共鳴画像装置(MRI)を用いた予防的検査を提供するプレヌーボの全身スキャン検査を受け、同社から頭蓋骨内のスキャン画像を基に作成した銀の3Dモデルを贈られていた。

彼女はまた、「オフィスは全て(米ファッションデザイナーの)リック・オウエンスが手掛けたの」と明かし、「私はキム・カーダシアン。もちろん、私は15種類のヌードカラーのリップライナーを発売する」と言って動画を締めくくった。

カーダシアンが胸元の開いたコートや、体のラインを強調するボディスーツ姿などでオフィスを紹介するこの動画はTikTok上で140万の「いいね」を獲得し、ほかのソーシャルメディア・プラットフォーム上でも共有され、賛否さまざまな意見が寄せられた。

ある人物はX(旧ツイッター)に、「キム・カーダシアンは絶対に好きになれない」とコメント。別の人物は、「私はキム・カーダシアン。もちろん私と家族は『いいね』やお金のために、女性たちに非現実的で不健康な美の基準を促進し、ブラック・カルチャーを都合よく解釈している」と皮肉を込めて書き込んだ。

また別の人物は、「私はキム・カーダシアン。もちろん、あなた達は私よりもお金がない」と、カーダシアンの金持ちアピールを皮肉った。

お知らせ
【3/26、3/29開催】編集部に感想・提案をお寄せください(オンライン読者交流会)
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

韓国最大野党の李代表に逆転無罪判決、大統領選出馬に

ビジネス

独VWの筆頭株主ポルシェSE、投資先の多様化を検討

ビジネス

日産、25年度に新型EV「リーフ」投入 クロスオー

ビジネス

通商政策など不確実性高い、賃金・物価の好循環「ステ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
2025年4月 1日号(3/25発売)

トランプの「逆風」をはね返す企業の努力が地球を救う

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き詰った「時代遅れ企業」の行く末は?【アニメで解説】
  • 2
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 3
    【独占】テスラ株急落で大口投資家が本誌に激白「取締役会はマスクCEOを辞めさせろ」
  • 4
    「トランプが変えた世界」を30年前に描いていた...あ…
  • 5
    「テスラ離れ」止まらず...「放火」続発のなか、手放…
  • 6
    トランプ批判で入国拒否も?...米空港で広がる「スマ…
  • 7
    「悪循環」中国の飲食店に大倒産時代が到来...デフレ…
  • 8
    【クイズ】アメリカで「ネズミが大量発生している」…
  • 9
    「低炭水化物ダイエット」で豆類はNG...体重が増えな…
  • 10
    老化を遅らせる食事法...細胞を大掃除する「断続的フ…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 3
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 4
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 5
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 6
    「低炭水化物ダイエット」で豆類はNG...体重が増えな…
  • 7
    「テスラ離れ」止まらず...「放火」続発のなか、手放…
  • 8
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 9
    【クイズ】世界で2番目に「レアアース」の生産量が多…
  • 10
    古代ギリシャの沈没船から発見された世界最古の「コ…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 3
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 4
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 5
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 6
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 7
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 8
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 9
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 10
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中