最新記事
アーティスト

大事な部分を髪で隠しただけ...マドンナ娘、新曲MVでもヌード披露 「似たもの親子」と批判の声も

2023年10月16日(月)17時45分
千歳香奈子

<母マドンナの1998年の楽曲「Frozen」にインスパイアされたという新曲「Spelling」のMVを公開したローデス・レオン。ダークな雰囲気と激しい踊りの末に「最大の見せ場」が──>

Lolahol名義で昨年歌手デビューしたローデス・レオンが、10月11日に母マドンナにオマージュを捧げた新曲「Spelling」のミュージックビデオ(MV)を公開し、一瞬だがヌードも披露して「似たもの親子」と話題になっている。

【動画】ダークで官能的...ローデス・レオン、新曲MVで披露した「網衣装」「一瞬ヌード」が話題に

ダークで官能的な世界観を表現したMVは、ポップスター・マドンナが1998年にリリースした楽曲「Frozen」にインスパイアされたものだとローデスは明かしており、マドンナのゴシックなルックやビジュアルを再現し、いくつかのシーンで直接的なオマージュが捧げられている。

 

前半では、黒い衣装を身にまとったローデスが霧に包まれた森で宙を舞っている。その後、コウモリに変身し、さらに露出度の高い衣装で森の中を這うローデスが今度はドーベルマンへと姿を変える。後半ではメッシュのスケスケ衣装を着たローデスが野原で女性ダンサー2人と共に激しく踊る挑発的なダンスを披露しており、長い黒髪で大事な部分を隠しただけのヌードもチラ見せしている。

「この親にしてこの子あり」との批判も

インスタグラムにMVのビジュアルを投稿したローデスは、「この曲はとても特別です。母による不屈の芸術作品『Frozen』へのオマージュとなっています。この曲は私の人生の中で何度も登場し、私たちを結び付けてきました。私をこの世に生み出してくれた女性がいなければ、私は存在していません。私は彼女を深く尊敬しており、それが表現できていることを願っています」と母への思いを綴っている。

YouTubeには「感銘を受けた」「クールで芸術性がある」「傑作。あなたの母親はとても誇りに思っているはず」「母親への感謝の手紙のよう」と称賛のコメントが寄せられているが、SNSでは「この親にしてこの子あり」との批判の声も上がっている。

音楽や芸術性において母親のDNAを受け継いでいるとの声がある一方、デビュー曲「Lock & Key」では全裸に縄を巻いただけの姿を披露するなどマドンナにも勝る過激なスタイルを度々披露してきただけに、セクシーなルックスや露出度の高いファッションにおける母親の影響を感じ取ったファンも少なくない。

X(旧ツイッター)には、「母親は下劣な露出狂」との書き込みもあり、似たもの親子だと指摘するユーザーが多くいる。かつてのインタビューで、「母親と同じ道に進む気はない」と明言していたローデスだが、やはり血は争えない!?

[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。

20241126issue_cover150.png
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2024年11月26日号(11月19日発売)は「超解説 トランプ2.0」特集。電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること。[PLUS]驚きの閣僚リスト/分野別米投資ガイド

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


社会的価値創造
「子どもの体験格差」解消を目指して──SMBCグループが推進する、従来の金融ビジネスに留まらない取り組み「シャカカチ」とは?
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

FRB、一段の利下げ必要 ペースは緩やかに=シカゴ

ワールド

ゲーツ元議員、司法長官の指名辞退 売春疑惑で適性に

ワールド

ロシア、中距離弾でウクライナ攻撃 西側供与の長距離

ビジネス

FRBのQT継続に問題なし、準備預金残高なお「潤沢
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:超解説 トランプ2.0
特集:超解説 トランプ2.0
2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対する中国人と日本人の反応が違う
  • 2
    Netflix「打ち切り病」の闇...効率が命、ファンの熱が抜け落ちたサービスの行く末は?
  • 3
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 4
    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…
  • 5
    NewJeans生みの親ミン・ヒジン、インスタフォローをす…
  • 6
    元幼稚園教諭の女性兵士がロシアの巡航ミサイル「Kh-…
  • 7
    ウクライナ軍、ロシア領内の兵器庫攻撃に「ATACMSを…
  • 8
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 9
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 10
    若者を追い込む少子化社会、日本・韓国で強まる閉塞感
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査を受けたら...衝撃的な結果に「謎が解けた」
  • 3
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り捨てる」しかない理由
  • 4
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 5
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 6
    アインシュタイン理論にズレ? 宇宙膨張が示す新たな…
  • 7
    沖縄ではマーガリンを「バター」と呼び、味噌汁はも…
  • 8
    クルスク州の戦場はロシア兵の「肉挽き機」に...ロシ…
  • 9
    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…
  • 10
    中国富裕層の日本移住が増える訳......日本の医療制…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 4
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 5
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 6
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 7
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 8
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 9
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
  • 10
    ロシア陣地で大胆攻撃、集中砲火にも屈せず...M2ブラ…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中