「不適切」か「理想の父」か? 12歳娘と唇重ねるベッカムの「キス動画」に賛否両論
デビッド・ベッカム(9月27日、フロリダ州フォートローダーデール) YES Market Media-Shutterstock
<一人娘への溺愛ぶりが有名なデビッド・ベッカムだが、間もなくティーンエージャーの女の子を相手にすることではないとの批判が殺到。一方で「美しい絆」「心がとろけそう」と称賛する声も>
サッカー元イングランド代表で、現在はMLS(メジャーリーグ・サッカー)インテル・マイアミの共同オーナーを務めるデビッド・ベッカムが、12歳の愛娘ハーパーちゃんと唇にキスをする動画を公開して賛否を呼んでいる。このところすっかり大人びてきた娘とのキスは、「あり派」「なし派」で意見が真っ二つに割れている。
【動画】唇を尖らせてキスを求めるベッカムと、ごく自然に応じる12歳の娘ハーパーちゃん
一人娘として生まれたベッカム家の末っ子を溺愛していることで知られるデビッドは、9月下旬に妻ビクトリアのファッションブランド「Victoria Beckham」のショーへの出席を前にハーパーちゃんからメイクを施される動画をインスタグラムに投稿。
ネイビーのスーツ姿でテイラー・スウィフトの楽曲「スタイル」に合わせて体を揺すり、歌詞を口ずさみながらストラップの白いドレスを着たハーパーちゃんからメイクされる微笑ましい様子を披露した。
顔にミストを吹きかけられてメイクが完成すると、「ありがとう」と述べ、唇を尖らせてキスを求めるポーズを披露。そんな父に対し、ハーパーちゃんはごく自然に同じように唇を尖らせ、顔を近づけて軽くキスをして応じている。
過去にもたびたび話題に
デビッドはこれまでも父娘のキスをたびたび披露しているが、ティーンエージャー目前に成長した娘との口づけに「不適切」「もう赤ちゃんや幼児じゃない。若い女性」「異様だ」との声が上がっている。一方で、「パパとプリンセスの美しい絆」「女の子はみんな、自分の人生にこんな父親を必要としている」「見ていて、心がとろけそう」と称賛するコメントも多く寄せられている。
ベッカムとハーパーちゃんは、今年6月に英ロンドンで行われたハリー・スタイルズの公演会場でもノリノリに歌って踊りながらキスをしていた。また、昨年1月にはハートマーク付きで朝の散歩を楽しむツーショットを公開し、2枚目の写真で唇と唇でキスをするショットを投稿して話題にもなっていた。
10歳の誕生日には、成長を喜びながらも「お願い、これ以上大きくならないで」と娘を持つ父としての複雑な心境を綴っていたベッカム。「ハーパーに好きな人がいると打ち明けられた時のパパの顔」とキャプションを添え、空しそうな表情をする自撮りを投稿したこともある。何歳になってもパパにとっては、永遠のお姫様なのだろう。
[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。
2024年11月26日号(11月19日発売)は「超解説 トランプ2.0」特集。電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること。[PLUS]驚きの閣僚リスト/分野別米投資ガイド
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら