最新記事
米社会

「見られる価値のない体なんてない」 車椅子に乗った障がい者女性が下着モデルに...批判にも大反論

Candace Owens Bemoans Wheelchair User in Underwear Ad: 'Ridiculous'

2023年3月26日(日)13時00分
シャノン・パワー

「常に次の炎上ネタを探している危険人物」

「彼女も私もジャーナリズムを学んだけれど、単位を取得したのは私だけだったみたいね。喜んであなたに教えてあげる」とローザは言い、さらにこう続けた。「車椅子を起用した広告はこれが初めてではないし、最後でもない。私たちは障がい者に焦点を当てた広告だけではなく、あらゆる広告に出ている」

長年ファッション界における障がい者の権利や活動を擁護してきたローザは、オーウェンズを「危険人物」と称し、彼女のコメントは「きわめて不愉快」だと非難した。ローザは英大衆紙の「ミラー」に対して、「彼女のコメントは本当に恐ろしいと思う。きわめて不愉快だし、彼女の言うことを信じている人々にとって、とても悪い手本を示したと思う」と語った。

「見られる価値のない体なんてない。それに彼女が私の体を標的にして、車椅子の人が基本的に重要な存在ではないと言い、私たちは表に出るべきではないと言ったことは、とても不愉快だ」

ローザは、オーウェンズのコメントは「人々にとって良い手本を示す」ものではなく、彼女の発言が障がいのある若い人々に及ぼす影響を懸念していると語った。「あの人の頭の中がどうなっているのか、まったくわからない。彼女は常に、次の炎上ネタを探している危険人物だと思う」と彼女は述べた。

障がい者の権利を擁護する別の人物も、障がい者にとってなぜアダプティブデザインの衣服が重要なのかを訴えた。

リブ・ハニングはTikTokに投稿した動画の中で、「私はエーラス・ダンロス症候群と起立性低血圧を患っている」と説明し、こう続けた。「これらの症状が合わさると、上半身を曲げてかがむのがとてもつらいことがある。いま履いているこのパンツはチャックがついているから、簡単に脱ぐことができる」

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

旧村上ファンド系、フジメディアHD株を大量保有 5

ビジネス

「チャイナプラスワン」の東南アジアに米関税の逆風、

ビジネス

JPモルガン、新興国通貨の投資判断引き下げ 最悪の

ワールド

台湾行政院、米相互関税は「不合理」 貿易黒字は対中
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    あまりにも似てる...『インディ・ジョーンズ』の舞台になった遺跡で、映画そっくりの「聖杯」が発掘される
  • 2
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大はしゃぎ」する人に共通する点とは?
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 5
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 6
    アメリカで「最古の銃」発見...いったい誰が何のため…
  • 7
    イラン領空近くで飛行を繰り返す米爆撃機...迫り来る…
  • 8
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 9
    博士課程の奨学金受給者の約4割が留学生、問題は日…
  • 10
    【クイズ】アメリカの若者が「人生に求めるもの」ラ…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 2
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大はしゃぎ」する人に共通する点とは?
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 5
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 6
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 7
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中…
  • 8
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 9
    現地人は下層労働者、給料も7分の1以下...友好国ニジ…
  • 10
    あまりにも似てる...『インディ・ジョーンズ』の舞台…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 3
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 6
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 7
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 8
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 9
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中