空港での「恥ずかしい」写真が流出した英人気モデル...「人生を建て直す契機に」
カーラ・デルヴィーニュ Featureflash Photo Agency-Shutterstock
<空港での奇行が目撃されるなど心配されていたが、その時の自身の写真や動画を見て事態の深刻さに気付いたという>
英人気モデルのカーラ・デルヴィーニュが雑誌アメリカ版「ヴォーグ」の4月号に掲載されるインタビューの中で、新型コロナウイルスのパンデミック期間中、人生のどん底を経験していたことを告白した。彼女は公の場所での奇行が目撃され、心身の健康状態が心配されていた。
■【写真】空港で目撃されたデルヴィーニュの奇行/イベントでは素肌の上半身を金に塗られた姿に
2022年8月の30歳の誕生日が近づくなか、デルヴィーニュは華々しく20代の幕を閉じようと決めた。「力の限りどんちゃん騒ぎをしよう」と心に決め、スペインのイビサ島で3週間に及ぶ休暇を楽しみ、不思議の国のアリスをテーマにした盛大な誕生日パーティーを開いた。
「30代になれば、色々なことが変わるはずだと思っていた。自分の当時の生活は、ずっと続けられるものではないと分かっていたから」と彼女はヴォーグ誌に語った。
デルヴィーニュは、薬物を使用していた時によく「自分は無敵だ」と感じていたことや、自分の危険な行動が家族や友人を怖がらせていたことを認めた。
薬物の影響下にある状態で何週間もどんちゃん騒ぎを続け、ネバダ州で開かれた野外イベント「バーニングマン」に参加した後、仕事に戻るところだった時にパパラッチに撮影されたのが、あの空港での奇行を捉えた写真だった。
2022年に出回った一連の写真や動画は、デルヴィーニュがロサンゼルスのヴァン・ナイズ空港で靴も履かずに奇妙な行動を取っている様子が映っていた。彼女はこれらの写真や動画で事態の深刻さに気付き、助けを求めようと決心したと明かした。
2022年末にリハビリ施設に入っていた
「私は全然寝ていなかった。大丈夫じゃなかった」と彼女は語った。「自分では楽しんでいたつもりだったのに、どこかで自分が元気そうに見えないことに気づいた」
彼女はさらにこう続けた。「時には現実を把握する必要がある。だからある意味で、これらの写真には感謝している」
友人や家族がサポートに駆けつけてくれたが、デルヴィーニュは当初、それを素直に受け入れられなかったという。
デルヴィーニュは2022年12月にリハビリ施設に入り、それ以降、薬物とアルコールの乱用を克服するための12ステップの治療プログラムを実践している。これに加えて毎日ヨガのセッションに参加し、週に1度のセラピーにも参加するなど、さまざまな方法を取り入れて回復を目指しているということだ。