「子供はキャリアを持つべきではない」元子役スター2人が語る芸能界で育つ功罪
The Perils of Fame
2人とも、世間の目にさらされながら成長した。
ラドクリフは過去に、自分が有名人であることと折り合いをつけるために10代のうちから酒に依存するようになったと語っている。彼は22歳になった時に酒をやめた。
ウッドはといえば、若いうちから有名人との恋愛がゴシップ記事のネタになってきた。18歳の時に交際を始めて後に破局したロックミュージシャンのマリリン・マンソンから虐待を受けていたと告白。名誉毀損だとするマンソンとは裁判沙汰になっている。
エンターテインメント業界にはいいところもたくさんあるとラドクリフは言う。だからといって、それが何より優先するという意味ではない。
「(子役が)これが人生を懸けた大仕事だ、とか思わないで撮影セットにいられるのは素晴らしいことだと思うんだ」とラドクリフは言う。
「映画のセットは夢のようなところだ。子供にとっても夢のような場所になり得ると思う。だけど有名人になってしまうという部分は何が何でも本当に避けるべきだけどね」