究極のラグジュアリーホテルがDiamond Awardのファイブダイヤモンド賞を初受賞
ワンフロアにはスイートルーム1室のみ
1894年に綿布問屋として名古屋で創業し、キャベジンコーワなどの医薬品でも知られる興和。商社やメーカーとしてさまざまな事業を展開する一方で、1999年には老舗の名古屋観光ホテルを子会社化。ホテルやレストランなどの運営を行うホスピタリティ事業にも参入し、日本ならではのおもてなしを提供するビジネスとして注力してきた。
2019年にはハワイ・ワイキキのメインストリートであるカラカウア通りに、ワイキキビーチを見渡せる「エスパシオ ザ ジュエル オブ ワイキキ」をオープン。このホテルはもともと88室あった建物を、3年の歳月をかけてワンフロアに1室のみのラグジュアリーホテルに改装したもの。3ベッドルームまたは2ベッドルーム+DENの客室がトータルで9室のみ、全室スイートルームというこれまでにない贅沢な仕様を実現した。
200㎡を越える広さの部屋にはリビングルームのほか、キングサイズのベッドを備えた2つまたは3つの寝室、3つのバスルーム、ジェットバス付のラナイ(バルコニー)があり、最大6名が宿泊可能。内装にはイタリアから取り寄せた大理石や、モロッコの職人が手作業で仕上げたモロッカンランプなどが用いられ、モダンで洗練された空間が創出されている。部屋には専用のエレベーターがあり、他のゲストと出会うことなくチェックインできるなど、究極のプライベート空間を生み出している。
メインダイニングの「無限」は、フレンチと和食のフュージョン料理がテーマ。ハワイ料理の第一人者として知られるロイ・ヤマグチの甥、ジェイソン・ヤマグチがシェフを務め、ハワイの提携農家による作物や日本の和牛など、世界中から厳選された最高品質の食材が使われている。ワインセラーには希少性の高いワインコレクションがそろい、料理とのマリアージュによって、インスピレーションに溢れ無限に広がる食体験を堪能することができる。
日本のおもてなし精神で三冠を獲得
そんなエスパシオ ザ ジュエル オブ ワイキキが、2022年春にフォーブス・トラベルガイドの格付けで、ホテル部門とレストラン部門で最高評価の5つ星を獲得したのは記憶に新しい。そしてこの度、AAA(アメリカ自動車協会)が発表するDiamond Awardで、最高峰の「AAA ファイブダイヤモンド賞」を獲得し、三冠を達成した。