連続殺人鬼とFBI分析官の奇妙な友情...テッド・バンディをイライジャ・ウッドが語る
A New Ted Bundy Story
――製作に携わる作品はどうやって探している? 俳優としても参加したい作品を選んでいるのか?
選ぶ基準は直感。『ノー・マン・オブ・ゴッド』の場合は、知り合いの脚本家がこの題材について話しているのを聞いて興味を持った。実際に脚本を読んだら、もうぞっこんだった。
製作者の立場で資料を読んでいるときは、自分が演じるという視点から考えることは決してない。製作の仲間から「演じることも考えてみては?」と勧められて、初めてそういう角度から見始める。今回もそうだった。
――『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの公開から今年でちょうど20年。あのシリーズはあなたのキャリアにどう影響した?
あれだけのスケールの作品に参加できたのは、まさに人生を変える体験だった。多くの意味でチャンスが開けた。参加した全ての人が、あの作品をきっかけに世界的な舞台に出て行った。それだけ大きな作品だった。
撮影が始まったのは18歳の時で、終わったら22歳になっていた。大人になる重要な時期を共に過ごしたシリーズだ。だからどうしても、あのシリーズが私の人生にもたらしてくれた大きな影響を考えてしまうんだ。
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