最新記事

映画

新型コロナで外出できない今こそ......世界を旅する映画9選

A Cinema Voyage

2020年4月25日(土)14時45分
キャスリーン・レリハン

06 『ザ・ビーチ』(2000)

マヤ湾(タイ)

【記事トップ写真】主演のレオナルド・ディカプリオが若くてまぶしい。タイの離れ小島にこの世の楽園のようなビーチがあると聞いて、バックパックを背負った若者たちが探しに行く物語。しかし公開後に、ロケ地のマヤ湾には映画好きの観光客が押し掛けて環境が劣化。サンゴ礁保護のため2021年6月まで立ち入り禁止になっている。


07 『ロスト・イン・トランスレーション』(2003)

東京(日本)
maglifestyle200424_7.jpg

COURTESY OF PARK HYATT TOKYO

言わずと知れたソフィア・コッポラのアカデミー賞受賞作(オリジナル脚本賞)。不夜城・新宿のホテル・パークハイアット東京を舞台に、異国を旅する男と女(ビル・マーレーとスカーレット・ヨハンソン)の不思議な絆を淡々と描く。グラス片手にどうぞ。


08 『奇跡の2000マイル』(2013)

アウトバック(オーストラリア)
maglifestyle200424_8.jpg

SIMONBRADFIELD/ISTOCK

犬とラクダを道連れに、オーストラリアの砂漠を2000マイル(約3200キロ)も踏破した女性の実話に基づく作品。アウトバックと呼ばれる内陸部の、ほとんど手付かずの自然があまりに壮大で、画面いっぱいに広がるウルル(エアーズロック)の神秘的な姿に息をのむ。


09 『ロード・オブ・ザ・リング』(2001-2003)

ミルフォード・サウンド(ニュージーランド)
maglifestyle200424_9.jpg

IHLOW-ULLSTEIN BILD/GETTY IMAGES

トールキンの傑作ファンタジー小説『指輪物語』を原作とする3部作の撮影はニュージーランド各地で行われた。なかでも絶景は南島のフィヨルドランド国立公園にあるフィヨルド、ミルフォード・サウンドと、北島のトンガリロ国立公園だ。

<本誌2020年4月28日号掲載>

【参考記事】新型コロナウイルスとの戦いは長期化か AVからNetflixまで引きこもり生活サポートに動くエンタメ界
【参考記事】Newsweekが選ぶ「穴場」の旅50選

20200428issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2020年4月28日号(4月21日発売)は「日本に迫る医療崩壊」特集。コロナ禍の欧州で起きた医療システムの崩壊を、感染者数の急増する日本が避ける方法は? ほか「ポスト・コロナの世界経済はこうなる」など新型コロナ関連記事も多数掲載。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

アングル:フィリピンの「ごみゼロ」宣言、達成は非正

ワールド

イスラエル政府、ガザ停戦合意を正式承認 19日発効

ビジネス

米国株式市場=反発、トランプ氏就任控え 半導体株が

ワールド

ロシア・イラン大統領、戦略条約締結 20年協定で防
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプ新政権ガイド
特集:トランプ新政権ガイド
2025年1月21日号(1/15発売)

1月20日の就任式を目前に「爆弾」を連続投下。トランプ新政権の外交・内政と日本経済への影響は?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「拷問に近いことも...」獲得賞金は10億円、最も稼いでいるプロゲーマーが語る「eスポーツのリアル」
  • 2
    【クイズ】世界で1番マイクロプラスチックを「食べている」のは、どの地域に住む人?
  • 3
    轟音に次ぐ轟音...ロシア国内の化学工場を夜間に襲うウクライナの猛攻シーン 「ATACMSを使用」と情報筋
  • 4
    【クイズ】次のうち、和製英語「ではない」のはどれ…
  • 5
    ドラマ「海に眠るダイヤモンド」で再注目...軍艦島の…
  • 6
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者…
  • 7
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 8
    「搭乗券を見せてください」飛行機に侵入した「まさ…
  • 9
    「ウクライナに残りたい...」捕虜となった北朝鮮兵が…
  • 10
    雪の中、服を脱ぎ捨て、丸見えに...ブラジルの歌姫、…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 3
    睡眠時間60分の差で、脳の老化速度は2倍! カギは「最初の90分」...快眠の「7つのコツ」とは?
  • 4
    メーガン妃のNetflix新番組「ウィズ・ラブ、メーガン…
  • 5
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 6
    轟音に次ぐ轟音...ロシア国内の化学工場を夜間に襲う…
  • 7
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 8
    「拷問に近いことも...」獲得賞金は10億円、最も稼い…
  • 9
    ドラマ「海に眠るダイヤモンド」で再注目...軍艦島の…
  • 10
    大麻は脳にどのような影響を及ぼすのか...? 高濃度の…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 3
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 4
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊…
  • 5
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が…
  • 6
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 7
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3…
  • 8
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中