アナキンは96人、ダース・ベイダーは11人殺している
ただし、シリーズを最も象徴する戦いといえば、ジェダイの騎士たちによるライトセーバーでの決闘だ。
歳月を経るにしたがって、ライトセーバーによる決闘の回数と時間は増していった。アクション満載のこうした派手なシーンは、いくらあっても足りないとファンたちは思っているようだ。2005年に公開された『エピソード3/シスの復讐』では、ライトセーバーを使ったアクションが11分48秒も楽しめた。
登場人物別に見るとどうだろうか。『スター・ウォーズ』シリーズは登場人物がとても多いが、なかには殺した人数の多さで目立つ者もいる。実は、人気のあるキャラクターの中にも、そういう者はいる。
殺した人数が飛び抜けて多いのは、アナキン・スカイウォーカー(後のダース・ベイダー)だ。「エピソード1~6」で合計107人を殺している。それに続くのはオビ=ワン・ケノービ(72人)と、ルーク・スカイウォーカー(33人)。興味深いことに、ハン・ソロの相棒チューバッカもそれなりのダメージを敵に与えていて、17人を殺している。
したがって、あの銀河系で最も冷酷な人物はダース・ベイダーということになる。だが、もう少し掘り下げてみよう。次の質問は「ダース・ベイダーが最も人を殺したのはいつだろうか?」だ。
殺した数は、若かりし頃のアナキン・スカイウォーカー時代(96人)のほうが、ダース・ベイダー時代(11人)より9倍近く多いのだ。数字で見てみると、『スター・ウォーズ』の世界も違って見える。
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