世界の大手企業が「トランプ関税」の影響にらみ、アメリカでの事業の拡大検討へ
◎台湾積体電路製造(TSMC)
半導体受託生産の大手、台湾積体電路製造(TSMC)の魏哲家CEOは3月、米国への投資を拡大し、今後数年間で5つの半導体工場を新たに建設する計画を発表した。
◎フォルクスワーゲン(VW)
ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のアントリッツ最高財務責任者(CFO)は1月、米国での生産を増やす方針を明らかにした。VW傘下の高級車部門アウディは北米での生産拡大に向け、年内に拠点を決定する予定だと、経営トップが2月に述べた。
◎ボルボ・カー
スウェーデンの高級車メーカー、ボルボ・カーは、米政権の関税措置に応じて一部の生産を米国に移す可能性があると、ローワンCEOが3月に述べた。


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