客室のバスタブに80km離れた海水を運ぶ----日本にはない、海外5つ星ホテルの「本物のサービス」とは?
名門ホテルは「デート場所」も教えてくれる
「ラグジュアリーになればなるほど、そして名門と言われるホテルほど、その接客に感動します。
特にロンドンは貴族たちが郊外に所有していたカントリーハウス、ロンドン市内のタウンハウスで仕えていた執事たちが支えてきたサービス文化というものが確立されている気がします。
例えば、『ザ・リッツ・ロンドン』に滞在したとき、世界一人気と言われるアフタヌーンティーの予約が取れなくて......とスタッフに言うと、『大丈夫、まかせてください!テーブルをひとつ持ってきます』と即座に席を作ってくれて、『え? 大丈夫かな?』と心配したほどです。
彼らにとって最も悲しいこと、それはゲストを落胆させることなのです。
ザ・リッツ・ロンドンのヘッドコンシェルジュ、マイケル・デ・コサルは世界のホテル界で知られるベテランコンシェルジュですが、『一緒に写真を撮って』と頼むと、こっちにおいでと彼の仕事場のカウンター内に入れてくれたりするのです。
フレンドリーだけれど、こよなく温かなリッツ式サービスで楽しませてくれる。
ちなみに彼は、『デートにぴったりの場所を教えて!』などというリクエストはお茶の子さいさい。どんなゲストのリクエストにも応える名人です」
バスタブに約80キロ離れた場所の海水
「彼のエピソードの中で今までで一番びっくりしたのは、『客室のバスタブをブライトンの海水でいっぱいにしてほしい』というリクエストに応えたというもの。
ブライトンはロンドンから約80キロ、列車で2時間ぐらいの距離。もちろんその要求に見事に応えたそうです。
そういうホテリエとゲストの人生を分かち合うような物語をたくさん持っているのが、海外のラグジュアリーホテルという気がします。
ちなみに、もうすぐ日本にもオープンする、ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド『ウォルドーフ・アストリア』。その旗印ともいえる『ウォルドーフ・アストリアNY』に泊まったときのことです。
立地もマンハッタン・ミッドタウンのパーク・アヴェニュー沿いという絶好のロケーション。
世界中のお金持ちがこの界隈に集結し、夢を叶えてきた場所です。映画や小説でも登場するラグジュアリーホテルの老舗ですが、こちらのレジデンスで過ごした1週間は忘れられない思い出です」
-
外資系顧客向けシステムエンジニア/システムインテグレータ・ソフトハウス
株式会社リファルケ
- 東京都
- 年収450万円~1,260万円
- 正社員
-
転勤無し/税務マネージャー「東京」年収~1000万円「世界5大会計事務所/外資クライアントメイン/在宅勤務有」
BDO税理士法人
- 東京都
- 年収600万円~1,000万円
- 正社員
-
転勤無し/外資系クラウドシステムの既存顧客担当営業「東京/大手中堅」
株式会社コンカー
- 東京都
- 年収800万円~1,500万円
- 正社員
-
外資製薬会社向けCRMシステムの運用保守支援/最寄り駅から徒歩10分圏内/経験者優遇/データ入力業務あり/年間休日最大125日
株式会社ビーネックステクノロジーズ
- 東京都
- 月給21万2,000円~55万円
- 正社員