最新記事
朝鮮半島

韓国の新たな「名所」? 南北軍事境界線すぐ近くにスターバックス開店...北朝鮮を眺めながらカフェタイム

2024年11月30日(土)12時00分
北朝鮮との軍事境界線近くにスターバックス新店

韓国・金浦市近郊で29日、南北軍事境界線に近い展望台に米コーヒーチェーン「スターバックス」の新店舗がオープンし、数百人が集まった。29日撮影(2024年 ロイター/Kim Soo-hyeon)

韓国・金浦市近郊で29日、南北軍事境界線に近い展望台に米コーヒーチェーン「スターバックス」の新店舗がオープンし、数百人が集まった。

店舗に行くまでに軍の検問所を通過しなければならないが、境界線の向こうにある北朝鮮を眺めながらラテを楽しむことが可能だ。


「中立水域」に指定されている川がこの展望台と1.4キロしか離れていない北朝鮮・開豊郡との間を流れている。晴れた日には望遠鏡を通して北朝鮮の村人を見ることができる。

金浦に住むペク・ヘソンさん(48)は「このおいしいコーヒーを北朝鮮の人々と分かち合えたらいいのに」と語った。

金浦市の金炳秀市長は記者団に、世界的な知名度を持つスタバが境界線一帯の「暗く陰鬱(いんうつ)な」イメージを変える可能性があると語った。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2024トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


20241203issue_cover150.png
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2024年12月3日号(11月26日発売)は「老けない食べ方の科学」特集。脳と体の若さを保ち、健康寿命を延ばす最新の食事法。[PLUS]和田秀樹医師に聞く最強の食べ方

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


税制
日本のモデルは「合理的」。安定財源として期待される「たばこ税」はどうあるべきか?
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

カナダ首相がフロリダ訪問、トランプ氏と会談へ

ビジネス

英中銀、貿易障壁の高まりによるリスク警告 借入コス

ビジネス

中国11月製造業PMI、2カ月連続で50上回る 景

ワールド

焦点:戦闘員数千人失ったヒズボラ、立て直しには膨大
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:老けない食べ方の科学
特集:老けない食べ方の科学
2024年12月 3日号(11/26発売)

脳と体の若さを保ち、健康寿命を延ばす──最新研究に学ぶ「最強の食事法」

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    BMI改善も可能? リンゴ酢の潜在力を示す研究結果
  • 2
    ウクライナ前線での試験運用にも成功、戦争を変える新型ドローン・システム
  • 3
    エスカレートする核トーク、米主要都市に落ちた場合の被害規模は想像を絶する
  • 4
    バルト海の海底ケーブルは海底に下ろした錨を引きず…
  • 5
    「時間制限食(TRE)」で脂肪はラクに落ちる...血糖…
  • 6
    バルト海の海底ケーブル切断は中国船の破壊工作か
  • 7
    定説「赤身肉は心臓に悪い」は「誤解」、本当の悪者…
  • 8
    ペットの犬がヒョウに襲われ...監視カメラが記録した…
  • 9
    「すぐ消える」という説明を信じて女性が入れた「最…
  • 10
    黒煙が夜空にとめどなく...ロシアのミサイル工場がウ…
  • 1
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 2
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 3
    寿命が5年延びる「運動量」に研究者が言及...40歳からでも間に合う【最新研究】
  • 4
    「このまま全員死ぬんだ...」巨大な部品が外されたま…
  • 5
    BMI改善も可能? リンゴ酢の潜在力を示す研究結果
  • 6
    「ダイエット成功」3つの戦略...「食事内容」ではな…
  • 7
    リュックサックが更年期に大きな効果あり...軍隊式ト…
  • 8
    北朝鮮は、ロシアに派遣した兵士の「生還を望んでい…
  • 9
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対す…
  • 10
    「時間制限食(TRE)」で脂肪はラクに落ちる...血糖…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 4
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋…
  • 5
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 6
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 7
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 8
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 9
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 10
    ロシア陣地で大胆攻撃、集中砲火にも屈せず...M2ブラ…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中