地域経済やコミュニティを活性化させる「街のお店」...その支援が生み出す、大きな効果とは?
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新たな経済活動や魅力を、それぞれの地域に創出する
9月には都内で、記者発表会「アメリカン・エキスプレスが考えるスモールビジネス支援と地域活性化」が開催され、津釜氏とともに2名の受賞者が登壇し、それぞれにプレゼンテーションを行った。
受賞企業の1つである株式会社Haluは、『自由で自分らしい外出をすべての子どもと親たちに』というコンセプトのもと、障がい者と健常者の双方を対象にしたインクルーシブブランド「IKOU(イコウ)」を運営。障がいの有無を問わずに使えてコンパクトに持ち運べる「IKOUポータブルチェア」など、多様な人々にとって価値あるプロダクトを開発・販売している。
マイノリティのニーズを起点とし、マジョリティにとっても価値のあるイノベーションを生み出していくというアプローチにより、「あらゆる小さなお子様連れの家族の『外出しづらさ』を解消するプロダクトなどの開発に取り組んでいます」と松本氏は話す。
こうした経営者たちの取り組みをアメックスのような影響力ある企業が支援することは、これまでになかった新たな経済活動を生み出すことや、真にインクルーシブな社会を実現するためにも大きな意義を持つと言えるだろう。
さらに、別の受賞企業である「Gelateria the GreenGrass」は北海道で最も小さな村、音威子府(おといねっぷ)村に昨年オープンしたジェラート専門店。オーナーの名徳知記氏は地元の大阪から北海道の大学に進学し、大学院を出た後、この村に移住して牧場オーナーになった経歴の持ち主だ。
名徳氏によれば、「事業承継で牧場を譲ってもらう際には、お金も技術もない自分の背中を『全部面倒見てやるから』と地元の人たちが押してくれました」という。
今では「街に自慢できる場所ができた」と声を掛けられることも多く、周辺の地域から訪れる客や、村を訪れた観光客がリピーターになるケースもある。今回の受賞は、音威子府村の人々が自慢したくなる新たな名産品の全国への発信や村内の観光客増など、地元にさらなる活力を生むきっかけになるはずだ。
質の高い「街のお店」が、地域に大きな活力を与える
津釜氏と受賞者2名のパネルディスカッションでは、松本氏と名徳氏から、今回の支援金をどのように活用するかも明かされた。
「支援金を活用して、インクルーシブデザインのアプローチなど、私たちのプロダクト開発のプロセスを体系化し、より多くのプロダクトを生み出せる事業に発展させたいと考えています」(松本氏)
「お店をさらに地域の人たちが集まる場にしたいので、道の舗装や大きな看板を立てたいと考えています。今回の受賞を通じて、音威子府村のことを知ってもらったり、村にきてくれる人が少しでも増えれば嬉しいですね」(名徳氏)
他にも、さまざまな個性豊かな取り組みを行うスモールビジネスが受賞した今回の「RISE with SHOP SMALL」。社会の注目やアメックスの支援を追い風に、今後は「街のお店」がさらに地域経済やコミュニティの活性化を促していくことだろう。
●詳しくはこちら:
アメリカン・エキスプレス SHOP SMALL(ショップスモール)
https://www.americanexpress.com/jp/campaigns/shop-small/index.html