ロンドン金価格が過去最高値、分散投資の魅力 この先調整も

ロンドン地金市場協会の金価格が1トロイオンス=2098.05ドルに上昇し、過去最高値を更新した。 2022年、スイスで撮影(2024年 ロイター/Denis Balibouse)
ロンドン地金市場協会(LBMA)の金価格が4日、1トロイオンス=2098.05ドルに上昇し、過去最高値を更新した。 これまでの最高値は昨年12月28日に付けた2078.40ドルだった。
LBMAのルース・クロウェル最高経営責任者(CEO)は、分散投資の魅力が高まっていることで金価格は最高値を更新したとの見方を示した。
金価格は今年に入ってから予想をアウトパフォームしている。2024年の金の平均価格は、ロイターが1月に実施したアナリスト調査で2053.50ドル、LBMAの24年予想調査で2059ドルと予想されていた。
ヘレウスのアナリストは「今回の上昇で金は買われすぎの領域に入った。今後調整が入り、2050ドル前後に戻る可能性がある」と述べた。


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