最新記事
ビジネス

あなたの話し方は、どこが「つまらない」のか? 仕事の成果に直結する「プレゼン力」の高め方

2023年6月13日(火)18時18分
flier編集部
顧客と話すビジネスパーソン

kazuma seki/iStock

<仕事のあらゆる場面で必要な「プレゼンのスキル」を高めるための具体的なテクニックが学べる3冊の本を紹介>

社会人の必須スキル、プレゼン力。取引先への提案やコンペだけでなく、社内での交渉やホウレンソウ、指示なども一種のプレゼンだと思えば、プレゼンスキルを身につけずして成果を出すことはできないといっても過言ではありません。

プレゼンですらすら話せて、一発OKがもらえれば、仕事はもっと円滑に進むでしょう。プレゼン本のテッパン、おすすめの3冊をチェックして、一生使えるプレゼンテクニックを身につけましょう!(※この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です。)

◇ ◇ ◇


1分で話せ
 著者:伊藤羊一
 出版社:SBクリエイティブ
 要約を読む
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

まずご紹介するのは、伊藤羊一氏の『1分で話せ』。50万部を突破している、定番中の定番書です。

本書によると、プレゼンの目的は「人を動かすこと」。その前提のもと、人を動かすための具体的なテクニックがたっぷり詰まっています。

新社会人からベテランまで、プレゼン上手になりたいすべての方におすすめの一冊です。

仕事人生を、プレゼン力で変える。
 著者:三谷宏治
 出版社:日本経済新聞出版
 要約を読む
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)


2冊目は『仕事人生を、プレゼン力で変える』。外資系コンサルティング会社で19年半、経営戦略コンサルタントとして活躍した三谷宏治氏が、そのノウハウをまとめた一冊です。

プレゼン力を磨きたいなら、まずは本書を参考に「自分のプレゼンテーションのつまらなさを知ること」から始めましょう。

「そんなのやりたくない......」と思った方も、三谷氏が自分のプレゼンテーションのつまらなさを知ったエピソードを、要約で読んでみてください。きっと共感し、元気が出てくるはずです。

世界最高の話し方
 著者:岡本純子
 出版社:東洋経済新報社
 要約を読む
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)


最後にご紹介するのは『世界最高の話し方』です。1000人以上の社長・企業幹部の話し方を変えてきた「伝説の家庭教師」、岡本純子氏が、とっておきのテクニックを教えてくれます。

今日から試したいのは、問いかけを効果的に使うテクニック。岡本氏が「TEDトーク」で最も人気のある上位25のプレゼンテーションを分析したところ、「笑いをとっている」「拍手や歓声を集めていた」「問いかけが多い」という3つの特徴があることがわかったそうです。

あなたも、いま準備中のプレゼン原稿に、質問や問いかけを一つプラスしてみませんか? 相手の反応がより好意的なものになるかもしれません。

社会人のポータブルスキル、プレゼン力アップに役立つ本をご紹介しました。プレゼンに自信がつくと、堂々とした姿勢が伝わり、ますます結果が出やすくなるでしょう。今日から一つ、本で学んだテクニックを試してみませんか?

◇ ◇ ◇


flier編集部

本の要約サービス「flier(フライヤー)」は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだりしただけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。

通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されており、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。

このほか、オンライン読書コミュニティ「flier book labo」の運営など、フライヤーはビジネスパーソンの学びを応援しています。

flier_logo_nwj01.jpg

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、米軍制服組トップ解任 指導部の大規模刷

ワールド

アングル:性的少数者がおびえるドイツ議会選、極右台

ワールド

アングル:高評価なのに「仕事できない」と解雇、米D

ビジネス

米国株式市場=3指数大幅下落、さえない経済指標で売
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ウクライナが停戦する日
特集:ウクライナが停戦する日
2025年2月25日号(2/18発売)

ゼレンスキーとプーチンがトランプの圧力で妥協? 20万人以上が死んだ戦争が終わる条件は

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン化」の理由
  • 3
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される【最新研究】
  • 4
    1888年の未解決事件、ついに終焉か? 「切り裂きジャ…
  • 5
    飛行中の航空機が空中で発火、大炎上...米テキサスの…
  • 6
    ソ連時代の「勝利の旗」掲げるロシア軍車両を次々爆…
  • 7
    私に「家」をくれたのは、この茶トラ猫でした
  • 8
    動かないのに筋力アップ? 88歳医大名誉教授が語る「…
  • 9
    【クイズ】世界で1番マイクロプラスチックを「食べて…
  • 10
    ビタミンB1で疲労回復!疲れに効く3つの野菜&腸活に…
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される【最新研究】
  • 3
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ...犠牲者急増で、増援部隊が到着予定と発言
  • 4
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 5
    動かないのに筋力アップ? 88歳医大名誉教授が語る「…
  • 6
    朝1杯の「バターコーヒー」が老化を遅らせる...細胞…
  • 7
    7年後に迫る「小惑星の衝突を防げ」、中国が「地球防…
  • 8
    墜落して爆発、巨大な炎と黒煙が立ち上る衝撃シーン.…
  • 9
    ビタミンB1で疲労回復!疲れに効く3つの野菜&腸活に…
  • 10
    「トランプ相互関税」の範囲が広すぎて滅茶苦茶...VA…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 4
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」…
  • 5
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 6
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 7
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 8
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 9
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 10
    世界初の研究:コーヒーは「飲む時間帯」で健康効果…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中