日本のレバレッジ規制はFXの「脅威ではなく恩恵」
──リスクをチャンスに変え、持続可能な未来をつくるFX
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「運」ではなく「スキル」に基づくという意味でFXはギャンブルと全く違う sesame-iStock
<ハイリスクといわれるFXの活用法と、業界の展望とは。国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソンが、アメリカを拠点に活動するFX業者社長のパトリック・マクゴナグルに聞く>
モーリー:FOREX.comは世界180か国で展開するオンラインFX(外国為替証拠金取引)サービスとして知られています。日本ではいつから活動を始めたのでしょうか。
パトリック:約10年前です。日本は個人リテール金融市場の規模が非常に大きく、そこにビジネスチャンスを見いだしました。我々ストーンエックスフィナンシャルの親会社は、世界企業番付「フォーチュン500」にもランクインしているナスダック上場企業。金融業界で100年近い実績があり、豊富な専門知識を活かしています。
モーリー:どんなサービスですか?
パトリック:FXは、少額の証拠金を担保に、大きな金額の取引を行える取引です。為替レートの変動を見ながら異なる2つの通貨を売買しますが、この売値と買値の差を「スプレッド」と呼び、実質的なコストとなります。各金融業者が自由に設定できるので、我々はスプレッドを比較的低く抑えています。通貨ペアはドル円、ユーロ円、ユーロドルなど80以上を用意。さらにFXの自動売買専用ツールとして非常に人気が高いMT4を利用できます。チャートやテクニカル指標を多数用意し、トレーダーにとっての使い勝手のよさを追求しました。プラットフォームの構築には、弊社と関わりが深いお客様の意見も参考に、多くの時間を費やしています。
モーリー:日本ではFXに対して、ギャンブルのようなイメージを持つ人も少なくありません。
パトリック:狙える利益が大きくなるのに比例して、損失が発生した場合は大きな金額を失います。これがFXのデメリットといえるでしょう。しかし私に言わせれば、FXはギャンブルとは全く違います。なぜなら単なる「運」ではなく、「スキル」に基づく行動が成功の分かれ道だからです。我々はお客様が可能な限り成功を収め、長期に満足して取引を続けられるよう、あらゆる形でサポートします。例えばAIを活用してユーザーの過去の取引傾向を分析し、「損切のタイミングが早すぎる」といった改善手法を提案するレポートを不定期に提供しています。確かにFXは他の金融商品に比べてリスクは高いですが、リスクとはチャンスでもあります。ファイナンスの知識があり金融市場で利益を得るチャンスを増やしたい人にとって、ポートフォリオにFXを組み入れる余地は十分あるといえるでしょう。FOREX.comは、そのような金融に対する自主性が高い中上級トレーダーから特に支持されています。
顧客満足度向上とともに企業の成長を加速
モーリー:FOREX.comはFX以外の取引も充実していますね。
パトリック:はい。1つは通常のFX取引以上に資金効率が高いといわれる金融商品「ノックアウトオプション」で、これを提供するFX業者は国内で2社のみです。損切りラインをあらかじめ指定でき、相場の急な変動時もお客様の資金を守ります。お客様がリスク管理をしながら十分な利益を出せるようにすることで、長期的に我々のサービスにご満足いただきたいと考えています。もう1つはCFD取引。CFDとは取引開始時点から取引終了時点に発生した差額分を決済する「差金決済取引」を指します。現物を売買するわけではないので、FXと同じく「売り」からも取引でき、市場の下落局面でも利益のチャンスがあります。また、レバレッジを効かせられる点もFXと同様の特徴です。