最新記事
日本企業ソニー、EV本格投入検討へ新会社設立へ 公道走行試験も既に開始
ソニーグループの吉田憲一郎会長は日本時間5日午前、米国で行われているデジタル見本市「CES」の記者会見で、電気自動車(EV)事業の新会社「ソニーモビリティ」を今春設立すると明らかにした。写真はソニーのロゴ。横浜市で2016年2月撮影(2022年 ロイター/Thomas Peter)
ソニーグループの吉田憲一郎会長は日本時間5日午前、米国で行われているデジタル見本市「CES」の記者会見で、電気自動車(EV)の市場投入を本格検討する新会社「ソニーモビリティ」を今春設立すると明らかにした。
2020年12月には欧州で公道走行試験を開始、昨年4月には5G技術を利用した走行試験を始めている。
会見ではスポーツ多目的車(SUV)型の新たなEV試作車を公開。会長によると、同社のEVにはCMOSイメージを含むセンサーを車内外に40個搭載しており、ネットワークやクラウドと継続的に接続し、プレイステーションや映像配信サービス「ブラビアコア」などとも連携できるという。
吉田会長は「イメージセンサー、クラウド、5G、エンタメテクノロジーの統合。ソニーはモビリティーを再定義するいいポジションにいる」と述べた。
【話題の記事】
・中国人富裕層が感じる「日本の観光業」への本音 コロナ禍の今、彼らは何を思うのか
・世界の引っ越したい国人気ランキング、日本は2位、1位は...