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M&A韓国サムスン、アルツハイマー治療薬の米バイオジェン買収を協議
韓国のサムスングループが、米製薬会社バイオジェンの買収を協議している。韓国経済新聞が29日、複数の投資銀行関係者の話として伝えた。写真はサムスングループのロゴ。ソウルで2008年4月撮影(2021年 ロイター/Jo Yong-Hak)
韓国のサムスングループが、米製薬会社バイオジェンの買収を協議している。韓国経済新聞が29日、複数の投資銀行関係者の話として伝えた。
報道によると、バイオジェンがサムスンに株式購入を持ち掛け、買収額は420億ドル余りに上る可能性がある。リフィニティブのデータに基づくバイオジェンの評価額は346億7000万ドル。
買収が実現すれば、韓国企業による海外M&A(合併・買収)として過去最大規模になる見込み。これまでの最高は、サムスン電子が2016年に米ハーマン・インターナショナル・インダストリーズを80億ドルで取得した案件だった。
サムスングループは今年、総額240兆ウォン(2060億ドル)を投じて向こう3年でバイオ医薬品や人工知能(AI)、半導体、ロボットなどの分野で事業基盤を強化する方針を示している。
バイオジェンは市場のうわさや臆測にはコメントしないと述べた。サムスンはロイターのコメント要請に回答していない。
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