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感染症対策塩野義製薬、飲み薬タイプのコロナ治療薬 自宅で服用し重症化防ぐ
塩野義製薬は6日、開発中の飲み薬タイプの新型コロナウイルス治療薬について、治験がうまく進めば、年内に「条件付き早期承認制度」を使った申請を目指すことを明らかにした。写真は感染が拡大する中、通勤者で混み合う品川駅。2日撮影。(2021年 ロイター/Kevin Coombs )
塩野義製薬は6日、開発中の飲み薬タイプの新型コロナウイルス治療薬について、治験がうまく進めば、年内に「条件付き早期承認制度」を使った申請を目指すことを明らかにした。広報担当者が述べた。
同社は、7月に国内第1相臨床試験を開始。治験が順調に進めば、第3相臨床試験の前にも「早期承認制度」を使って承認申請するという。
承認申請時には、国内で100―200万人分の供給体制を整える。
また、海外への供給も検討しており、米保健福祉省の生物医学先端研究開発局(BARDA)とも協議を始めているという。
この薬は、軽症から中等症患者を想定。経口投与できるため、自宅での服用により、重症化を防ぐことが期待される。
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