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感染症対策モルガンスタンレー、ワクチン未接種の社員・顧客のNYオフィス入館禁止へ
米金融大手・モルガン・スタンレーは、新型コロナウイルスのワクチン接種を完了していない社員と顧客を対象に、同社のニューヨークのオフィスへの出入りを禁止する方針。ニューヨークのモルガン・スタンレー事務所で2018年7月撮影(2021年 ロイター/Lucas Jackson)
米金融大手・モルガン・スタンレーは、新型コロナウイルスのワクチン接種を完了していない社員と顧客を対象に、同社のニューヨークのオフィスへの出入りを禁止する方針。事情に詳しい関係筋が明らかにした。
ニューヨーク市と近郊のウエストチェスターにある同社オフィスに入館する社員、顧客、来客者にはワクチン接種完了の証明書提示が義務付けられ、接種が完了していない場合はリモートで業務を行う必要があるという。
7月12日から適用される。新たな方針に伴い、オフィス内のマスク着用や対人距離の確保といった制限は解除される見通し。
新たな方針については英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が最初に報じた。同紙によると、モルガン・スタンレーは既に、機関投資家向け証券業務や富裕層向け資産運用など幾つかの部門でオフィス勤務をワクチン接種完了者に限定する対応を取っていた。
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