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EV中国のネット検索サービス百度、電気自動車の生産を検討
複数の関係筋によると、中国の大手検索サイト、百度(バイドゥ)は、自社ブランドの電気自動車の生産を検討している。写真は同社のロゴ、2016年11月、イベントで撮影(2020年 ロイター/Aly Song)
複数の関係筋によると、中国の大手検索サイト、百度(バイドゥ)は、自社ブランドの電気自動車の生産を検討している。すでに複数の自動車メーカーと協議したという。
ハイテク業界ではスマートカーの開発競争が起きており、百度も自動運転技術やネット接続インフラを開発している。
関係筋によると、百度は電気自動車の委託生産のほか、自動車メーカーと合弁事業を設立し過半出資することを検討中。自動車大手の浙江吉利控股集団、広州汽車集団、第一汽車集団の「紅旗」と予備的な協議を実施したが、決定には至っていないという。
百度はコメントを控えている。
ハイテク業界では、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、アマゾン・ドット・コム、アルファベットなどが、自動運転関連の技術開発や、スマートカー開発のベンチャー企業への投資を進めている。
百度は2017年に自動運転部門アポロを設立。主に人工知能(AI)に基づく技術を提供しており、浙江吉利、フォルクスワーゲン(VW)、トヨタ自動車、フォード・モーターなどの自動車メーカーと連携している。
百度は北京、長沙、滄州でセーフティードライバーが同乗した自動運転タクシーのサービスも提供。3年以内に30都市に拡大する計画だ。先週は、セーフティードライバーが同乗しない車両5台の試験走行を北京で実施する認可を得た。
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