トヨタ、国内工場は6月も生産調整 工場稼働状況まとめ
新型コロナウイルス感染拡大防止のため世界各国がロックダウン(都市封鎖)を実施していることなどにより、日野自動車を含むトヨタ自動車グループの世界生産が影響を受けている。写真はトヨタのロゴ。プラハで2019年4月撮影(2020年 ロイター/David W Cerny)
新型コロナウイルス感染拡大防止のため世界各国がロックダウン(都市封鎖)を実施していることなどにより、日野自動車を含むトヨタ自動車グループの世界生産が影響を受けている。
トヨタは15日、国内の全完成車工場において、6月中も生産調整を実施すると発表した。高岡工場第2ライン、豊田自動織機を除く全工場では、同月中の金曜日(計4日間)を非稼働日とする。田原工場をはじめとする3工場(5ライン)に関しては、通常の昼夜2シフト体制から昼のみの1シフト体制を最長で8月まで続ける。
5月18日時点の主な工場の稼働状況は以下の通り。
△:工場再開日(再開済み)
▼:工場停止日(停止中)
▼6月5日
・国内の全完成車工場にて6月中の金曜日(計4日間)を非稼働日とする。(高岡工場第2ライン、豊田自動織機は稼働)
・トヨタ車体の富士松工場第2ラインを非稼働日に加え2日間(計6日間)停止。
・日野自動車の羽村工場第1・2・4ラインを非稼働日に加え2日間(計6日間)停止。
▼6月4日
・堤工場第1ラインを非稼働日に加え4日間(計8日間)停止。
・田原工場第1ラインを非稼働日に加え3日間(計7日間)停止。
・トヨタ自動車東日本の岩手工場第2ラインを非稼働日に加え2日間(計6日間)停止。
・トヨタ自動車東日本の大衡工場を非稼働日に加え2日間(計6日間)停止。
▼6月3日
・トヨタ自動車東日本の岩手工場第1ラインを非稼働日に加え7日間(計11日間)停止。
・岐阜車体第2ラインを非稼働日に加え7日間(計11日間)停止。
△5月18日
・堤工場を再開。(稼働停止期間:5月1日ー5月15日)
・日野自動車の羽村工場第1ラインを再開。(5月1日ー5月15日)
・アルゼンチン工場を再開。(3月20日ー5月15日)
・フィリピン工場(TMP)を再開(3月17日ー5月15日)
△5月14日 トヨタ自動車東日本の岩手工場第1ラインを再開。(5月1日ー5月13日)
△5月13日
・トヨタ自動車東日本の東富士工場を再開。(5月1日ー5月12日)
・日野自動車の羽村工場第2・第4ラインを再開。(5月1日ー5月12日)
・ダイハツ工業の本社(池田)工場を再開。(5月1日ー5月12日)
△5月12日
・国内完成車工場を再開。(5月1日ー5月11日)
・ロシア工場を再開。(3月30日ー5月11日)
△5月11日
・タイの部品工場(STM)を再開。(5月6日ー5月9日)
・スバル国内全工場を再開。(4月9日ー5月1日)本工場と矢島工場(完成車組み立て)では、5月29日まで早番のみ稼働。
・タイの完成車工場(TMT)で、2工場を再開。(4月7日ー5月9日)
・トヨタ車体のタイ完成車工場(TAW)を再開。(4月7日―5月9日)
・アメリカ、カナダ、メキシコの工場(北米工場)を段階的に再開。(3月23日ー5月8日)
・スバル米国工場を再開。(3月23日ー5月8日)
・マレーシアのブキラジャ工場を再開。(3月23日ー5月6日)
・トルコ工場を段階的に再開。(3月21日ー5月8日)
・英国工場を段階的に再開。(3月18日ー5月8日)