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日本経済中国人旅行客頼みの百貨店を新型コロナウイルス直撃 松屋銀座店は70%減
大手百貨店各社が発表した2月売上高速報によると、新型コロナウイルスにより中国からの訪日客が大幅に減少したことなどから、免税売上高が軒並み大きく落ち込んだ。写真は銀座で2017年2月撮影(2020年 ロイター/TORU HANAI)
大手百貨店各社が2日に発表した2月売上高速報によると、新型コロナウイルスにより中国からの訪日客が大幅に減少したことなどから、免税売上高が軒並み大きく落ち込んだ。松屋 銀座店の2月売上高は前年比32.4%減、免税売上高は同70%減となった。
三越伊勢丹ホールディングス では、免税売上高について「新型コロナウイルスの影響による訪日客数減と春節の時期ずれのマイナス反動が重なり、グループ百貨店の全店舗で前年割れとなった」という。
昨年の春節は2月4―10日、今年は1月24─30日だった。
このほかの大手百貨店でも、新型ウイルスの影響により、免税売上高は大きく減少している。
高島屋 の免税売上高は同69.9%減、セブン&アイ・ホールディングス 傘下のそごう・西武の免税売上は客数・売上高ともに約半減したという。
(清水律子)
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