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感染症対策豪カジノ大手2社、新型コロナウイルス感染予防でポーカーマシンを半減
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オーストラリアのカジノ大手2社は、ポーカーマシンの半数を止めると発表した。写真はクラウン・リゾーツのカジノ。メルボルンで2016年3月撮影(2020年 ロイター/Jason Reed)
オーストラリアのカジノ大手2社は、ポーカーマシンの半数を止めると発表した。新型コロナウイルス感染拡大ペースを抑えるため、「社会距離戦略(感染拡大を抑制するために人と人との距離を空けること)」を採用する。
クラウン・リゾーツとスター・エンタテインメント・グループは、一台おきにマシンのスイッチを切り、利用者間の距離を離すほか、賭博台のプレーヤー数を制限するとした。
両社はシドニーとメルボルンを中心に合計で4000台超のマシンを稼働する認可を受けている。
カジノ会社は既に、新型コロナウイルスに関連した旅行制限により、VIPとして知られるアジアからの富裕な観光客を対象とする事業が苦境に陥っていると明らかにしている。ポーカーマシンの稼働を半数にすることは国内の顧客からの収入に影響する。
このため、将来の売り上げへの懸念から2社の株価は下落した。
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