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感染症対策ホンダ、青山本社など東京地区の全従業員2千人を在宅勤務 新型ウイルス対策
ホンダは、日本でも新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、東京地区で働くすべての従業員約2000人を原則、在宅勤務にすると発表した。写真はロゴ、ジュネーブで昨年3月撮影(2020年 ロイター/Pierre Albouy)
ホンダ<7267.T>は27日夜、日本でも新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、東京地区で働くすべての従業員約2000人を原則、在宅勤務にすると発表した。工場を除くその他国内の事業所では在宅勤務の利用を推奨する。期間は28日から3月13日まで。3月14日以降については状況を見極めたうえであらためて判断する。
東京・青山の本社ビルなどで働く東京地区の従業員は通勤時に感染リスクの高い駅や電車内での人混みが避けられないため、原則、在宅勤務とする。消費者の安全・安心を考慮し、青山本社ビルにある「ホンダ・ウェルカムプラザ青山」も同期間中は臨時休業する。
埼玉県内の和光・朝霞地区オフィスや研究所で働くすべての従業員約2万6000人に対しては在宅勤務の利用を推奨する。管理・開発など業務の特性上、在宅勤務が可能でフレックス制の適用を受けた事業所が対象となる。
(白木真紀)
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