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日韓関係韓国の不買運動「NO JAPAN」拡がる 日本ビール輸入7月は45%減
7月の韓国の日本産ビールの輸入が前月比で45%減少した。同国では、日韓関係の悪化を背景に日本製品の不買運動が広がっている。写真はソウルの小売店、2012年8月に撮影(2019年 ロイター/Lee Jae Won)
7月の韓国の日本産ビールの輸入が前月比で45%減少した。同国では、日韓関係の悪化を背景に日本製品の不買運動が広がっている。
韓国議員がロイターに明らかにした税関の速報データによると、7月の日本産ビールの輸入は430万ドル相当。前年同月は660万ドル、前月は790万ドル相当だった。
韓国の多くのスーパーやコンビニでは、ビールなどの日本製品が棚から撤去されており、発注も中止されている。
日本の財務省のデータによると、2018年の日本のビール輸出の61%は韓国向けだった。
アサヒグループホールディングスは先週、韓国の不買運動の拡大がビールの販売に悪影響を及ぼしていると指摘。
韓国輸入自動車協会(KAIDA)が5日公表したデータによると、日本の自動車メーカーの韓国自動車販売は7月に前年同期比17%減少。日本の輸出規制強化を受けた日本製品に対する不買運動が背景だった。
韓国から日本への旅行者も減っており、韓国のアシアナ航空とイースター航空は7日、韓国と日本を結ぶ便を合計4便、一時的に追加で運航停止にすると表明した。
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