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人々に選ばれる製品を生む「アムウェイ」の哲学

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2016年11月15日(火)11時30分

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7つの火山に囲まれたメキシコ・ハリスコ州の「エル・ペタカル農場」。

種から製品になるまですべての工程を管理

 現代人に不足しがちな栄養素を補うための栄養補給食品として開発された「ニュートリライト」には、エイジングサポートや生活習慣サポートを目的別(たとえば野菜不足な食習慣に悩む人や喫煙者など)に行えるよう、充実したラインナップが揃う。なかでも主力製品の「トリプルX」には、B群、Cをはじめとする12種類のビタミンに、カルシウム、マグネシウム、鉄などの10種類のミネラル、さらにはポリフェノール類やカロテノイド類といった豊富なファイトケミカルスが含まれる。原料となるのは、安全性を追求した21種類の植物。主要原料は主に、北米、メキシコ、ブラジルの3つの広大な自社農場で栽培される。

 これらの農場では、化学合成の農薬や殺虫剤などを一切使わず、植物由来の肥料や益虫を使った害虫対策、タカやフクロウを見張り番とした害獣対策による有機栽培を実現。そうして栽培された原料は自社の研究所や製造工場へと運ばれ、皮や種までを丸ごと濃縮する独自の製法によって、その栄養素を最大限に閉じ込めたサプリメントに加工される。

「種の段階からすべての工程を自社で管理するのは、言うまでもなく最高の品質を得るためです。我々はこうした素晴らしい製品を通じ、さらにはITやソーシャルメディアといった新しい技術を駆使し、2025年までにアムウェイのビジネスモデルをより多くの人に広げていきたいと考えています」(ケーザー氏)

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原料植物の選定や配合比率の検証に使う試験研究ロボットをはじめ、研究所には最新鋭の装置が揃う。

 2003年にスタートした「ONE BY ONE」と呼ばれるアムウェイの社会貢献活動では、支援が必要な世界中の子どもたちのための募金活動やボランティア活動を行い、全世界で約2億6100万ドルの寄付と390万時間のボランティア活動を実施。日本でも東日本大震災を機に、被災地の地域コミュニティ再生を支援する活動を行い、仮設住宅で暮らす人々や被災地の住民が交流できるコミュニティハウス「アムウェイハウス」を、現在までに4棟建設する支援を行っている。

「アムウェイには創業者から受け継がれてきた"自由" "家族" "希望" "報われること"という理念があり、それは今後も決して変わることはありません」とケーザー氏は言う。

 人々の暮らしをより良いものにするために――。すでに世界でもトップクラスの高品質かつ革新的な製品群を持つアムウェイ。しかし彼らの視線はさらなる先を見つめている。

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栄養補給食品として世界ナンバーワンの売り上げ※を誇る、「ニュートリライト」のサプリメント「トリプルX」。

※ニュートリライトは、ビタミンおよび栄養補給食品において、売上高世界ナンバーワンのブランドです(ユーロモニターインターナショナルにより実施された「世界のビタミンおよび栄養補給食品のブランドに関する調査 2015年」より)

●問い合わせ先: 日本アムウェイ合同会社 www.amway.co.jp

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