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焦点:資源大手BHPとリオ、シェア獲得戦略に豪政界から批判

2015年5月14日(木)11時50分

しかしウエスタン・オーストラリア州の有力政治家であるコリン・バーネット氏は、資源大手の戦略は「最も愚かな経営に入る」と酷評。ウエスタン・オーストラリア州の労働党影の内閣の開発相、ビル・ジョンストン氏は、政府が鉱業大手に生産拡大を認めた理由を調べるよう訴えた。

またジョンストン氏は、リオやBHPなどがシンガポールにマーケティング事務所を設置したことで州政府へのロイヤルティ支払いの抑制が可能になっているかどうか調べるよう求めている。

BHPのマッケンジーCEOはロイターに対して、シンガポール事業は税支払いとは無関係で、顧客の要望に応え、アジアでの存在感を維持するのが狙いと説明した。

(James Regan記者)


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