パイレート・ベイ対策に手を焼くレコード会社
2014年11月13日(木)17時21分
全米映画協会(MPAA)と米レコード協会(RIAA)はナップスターなどを通じた違法ダウンロードに頭を抱え、ここ数年何件もの訴訟を起こしてきた。だがナップスター問題が収まっても、ファイル共用サイトは次々に設置され、イタチごっこの状況になっている。
ソニー、ワーナーなどは訴状で、パイレート・ベイやスウェフィルマーの著作権侵害の幇助については、プロバイダーの「B2ブロードバンドにも責任があることを客観的に立証できる」と述べている。
ネイジ逮捕のニュースなどでパイレート・ベイの過激な姿勢が再び注目されていることが、裁判で原告側に有利に働くことも考えられるが、現時点では予断を許さない。原告側の弁護人ヘンリック・ベンクツォンは、原告団がこの訴訟についてあえて記者発表を行わなかったのは粛々と審理が進むことを望んだからだと説明している。「われわれはあえてこの件を表に出さなかった。メディアの騒ぎが審理に影響を及ぼすことを誰も望んでいないからだ」
今、あなたにオススメ
WorldVoice
PICK UP
新着