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大銀行それでもゴールドマンが愛される理由
金融危機で顧客より自社の利益優先の体質が露わになったのに、顧客の心は掴んだまま
「頭の切れるサメ」 強欲でも頭さえよければ顧客は満足? Brendan McDermid-Reuters
金融大手ゴールドマン・サックスの今年第2四半期の利益が10億ドルを超えた。すごい数字のように思えるが、専門家たちの予想よりはずっと少ない。アナリストや投資家は「同社が道を見失ったのではないかと疑っている」と、ウォール・ストリート・ジャーナル紙は報じた。
とはいえ実際は、今期の業績にはゴールドマンにとってかなりプラスの要素もある。金融危機での不始末や、それに伴うイメージダウンで顧客離れが起きると思われていたが、そうはならなかったのだ。...本文続く
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[2011年8月 3日号掲載]