プリウスは時代に取り残される?
2009年6月23日(火)15時05分
プリウスのアメリカでの販売台数は3月は56%減で、不景気とガソリン価格の低下も一因だ。そう考えるとプラグインなどの新技術が、ガソリンが安くても成功するかは疑問だ。
オートネーションのジャクソンは、ガソリン税を大幅に上げて新技術への投資に回すべきだと主張する。しかしニューサムのような筋金入りの環境保護派でも、それには及び腰だ。「それに取り組むには政治家としての将来を諦めなければならない」と、ニューサムは言う。「その高潔さがある人を支持する。誰かが実践することを願う」
つまり地球を汚す内燃エンジンは、まだまだ私たちと共存していくということだ。
[2009年5月27日号掲載]
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