プレスリリース

3月8日「国際女性デー」に向けて改めて考える 婚活現場で女性に求められていることの変遷を結婚相談所マリーミーが発表

2025年03月07日(金)11時15分
年間約6,500件のカウンセリング実績を持つ結婚相談所マリーミー(株式会社エムエスピー、本社:東京都渋谷区、代表:植草 美幸)が、婚活関連の最新動向を発表いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/428208/LL_img_428208_1.jpg
結婚相談所マリーミー代表 植草美幸

【結婚相談所マリーミー】 https://marrymeweb.com/


■今は「稼げる女性」が圧倒的人気
当社が結婚相談業を開始した2009年頃は、女性のプロフィールシートには年収欄がないことが一般的でした。それは収入が低い女性が多かったことに加え、「男性は稼ぐ女性を敬遠する」ということが婚活業界の常識と言われていたためです。「家庭は男性が養うもの」という家父長制の意識が強かったことが背景にあります。また女性側も、「結婚したら男性に養ってもらって専業主婦になる」という方が多く、仕事は結婚するまでという意味の「腰掛け仕事」という言葉や、実家にいてお小遣いをもらう程度の「家事手伝い」という職業名もありました。
その名残で、親御さんの世代が、「仕事ばかりしていると婚期を逃す」とおっしゃることがありますが、現在はそうとは言えません。むしろ、高収入の男性は、ほとんどの方が高収入の女性を望みます。理由としては、やはり会話や教養が合うことのほか、「自分と同じように努力してきた人と、ともに高め合いたい」という考え方があります。また「この不透明な時代に、一人で家庭を支えるのはプレッシャーが大きすぎる」という声もよく聞きます。


■若い世代に広がる「男女平等」の考え方
今年は、男女雇用機会均等法成立から40周年です。日本の企業では男女平等が実現されているとは言いきれない環境ではありますが、女性の社会進出は確実に進んで来ました。
けれども、まだ親御さんの世代の価値観を引きずっている人も男女共に多くいます。特に40代以上の世代には、例えば「デート代は男性が出すべき」「結婚したら自分が働いた分のお金は自分で使う(生活費は出さない)」と言う女性もいます。また男性も、「家事育児は女性が中心に担うもの」「台所は女性のもの」と考える人が多くいます。
ただそれでは、「都合のいい部分だけ男女平等と言っている」とみなされても仕方がありません。一方で今の20代は、全く違う考え方です。「私は男性ですが、育休がしっかり取れる会社を選びました」「私が稼ぐので、男性には家のことをしてもらいたいです」という男女が増えています。先日も、とても優秀な30代女性が、「職場の同僚は、全員夫が専業主夫です。ですから私も、結婚してもバリバリ働くつもりで、男性に収入は期待しません」とおっしゃっていました。


■今婚活市場で最も求められる女性とは?
そうした変化を踏まえて、いま婚活市場で最も求められている女性はどんな人かといえば、まずは「生活力がある人」です。きちんと働いていることに加え、家事が一通りできたり、家賃・水道光熱費など基本的な生活コストの相場感がわかっていること。言い換えれば「自立していて、健康的な生活が出来ている人」ということです。インスタントのものばかり食べているとか、毎日のように飲みに行って帰ったらすぐ寝てしまうなどではなく、栄養面を考えた食事を食べ、規則正しい生活をしてよく眠り、いい仕事が出来ている人。つまり、「人としてきちんとしているか」が重要です。
そして次に、「自分の趣味や一人の時間を大事に出来ている人」。スポーツでも何でもいいので、仕事以外のものにも興味がある人は魅力的に映ります。平日はしっかり仕事を頑張って、休日は切り替えてリラックスできること。それが出来る女性は、相手への過干渉も減るので、男性側にも安心感が出ます。
さらに、「外見を綺麗に整えている人」。たとえ美人ではなくても、肌や髪のお手入れをして小綺麗にすることが必要です。
こうしてみると、上記の3つのポイントは、実はどれも「今婚活市場で求められている男性」像でもあります。このように、お互いに求めるものが同質化してきていることも、今の特徴と言えます。
結婚相談所マリーミーは、これからも時代に合わせた婚活のアドバイスを行ってまいります。


◆結婚相談所マリーミー代表:植草美幸(うえくさ・みゆき) 経歴
恋愛・婚活アドバイザー、株式会社エムエスピー代表取締役。
1995年、アパレル業界に特化した人材派遣会社・株式会社エムエスピーを創業。そこで培われたコーディネート力と実績を活かし、2009年、結婚相談所マリーミーをスタート。
以後16年以上にわたり、ラジオも含めて年間約2,000人にアドバイスを行い、業界平均15%と言われる成婚率において、約80%の成婚率(※)を誇る。著書は『結局、女は「あざとい」が勝ち! 仕事もお金も恋愛も結婚も、すべてを勝ち取る最強ルール50(清談社Publico)』『ワガママな女におなりなさい(講談社)』など。
(※) 成婚退会者数÷全体退会者数で算出。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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