プレスリリース

セイコーインスツル、完全工事不要の超音波流量計「UC-1」の取り扱いを開始

2025年01月30日(木)11時00分

セイコーインスツル株式会社(社長:遠藤洋一、本社:千葉県千葉市、以下SII)は、株式会社オーバルと東京計器株式会社が共同開発し、昨年10月より受注を開始した「液体用電池駆動式クランプオン形超音波流量計 UC-1」(以下UC-1)の取り扱いを2月より開始いたします。UC-1は、配管内の水などの流量を計測する流量計です。920MHz帯無線センサネットワーク「ミスター省エネ」対応の無線出力タイプでは、離れた場所からでも収集したデータを確認することが可能です。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/424423/img_424423_1.png

エネルギーの消費が多い工場やプラントなどの製造業では、近年カーボンニュートラルへ向け、「脱炭素化」や「省エネルギー化」への取り組みが推進されています。それに伴い、資源の効率的な活用のために計測器を用いた「エネルギーの見える化」ニーズが高まっています。しかし、流量計の設置には配管工事や電気工事、配線工事などの高い設置コストがかかり、導入が難しいという課題がありました。

「UC-1」はこうした課題を解決するために、「配管工事不要」、「外部電源不要」、「取付工具不要」、「配線工事不要」の 4 つの特長を備えた流量計です。「UC-1」には、現場表示タイプ(出力なし)、無電圧接点出力タイプ、無線出力タイプ(920MHz帯無線センサネットワーク「ミスター省エネ」対応)があります。

※ミスター省エネはセイコーインスツル株式会社の登録商標です。


■特長
1、 配管工事不要、さらに 1 機種で 25~100A までの8口径を計測可能
配管の外側に取り付けて流量を測定するクランプオン形超音波流量計は、配管工事や稼働設備の停止を必要としないため、従来かかっていた配管工事費を削減できます。さらに、一般的なクランプオン形超音波流量計では1機種 1~2口径のみに対応していますが、 UC-1 はセンサ位置スライド機構により、1機種で 25~100A の8口径に対応可能です。

2、 外部電源不要、内蔵電池で 約10 年間稼働
内蔵電池により約 10 年間稼働するため、外部からの電源供給が不要です。電源設備がない場所でも電気工事費用をかけずに手早く流量計測を開始できます。

3、 取付工具不要
配管への取り付けには付属の手締め樹脂バンドを使用しますので、ドライバーなどの工具は一切不要です。また、固定金具やグリスも不要のため、誰でも簡単に取り付けることができます。樹脂バンドのため怪我の心配もありません。一般的な金属バンドでも対応可能です。

4、 配線工事不要
920MHz帯無線センサネットワーク「ミスター省エネ」対応の無線出力タイプでは、計測したデータを無線で送信することが可能なため、配線工事不要で多くの流量情報を低コストで効率良く収集することができます。また、「パネルマウント形無線積算計 EL9240」を使用すれば、パソコンなどの機器がなくても事務所内など流量計から離れた場所に設置した積算計本体の表示部で流量を確認できます。さらに、「ミスター省エネ」の様々なノード(電流、温度、照度、振動など)と合わせて利用することで、流量とともに工場やビル内の環境情報などをネットワーク上で一元管理することが可能となります。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/424423/img_424423_2.png



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プレスリリース提供元:@Press
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