社会を動かすのは子どもの力!困りごと解決プレゼン大会で見えた可能性
本イベントは、日本財団の助成を受け、「※子ども第三の居場所」に通う児童を対象に行われました。
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全員集合写真
<大会の目的と概要>
この大会は、子どもたちが「自分の考えや思い」を「大人の前で発表する」ことで、自己表現力を育み、さらにその先の「プレゼンテーション」にチャレンジするイベントです。
子どもたちはこの日のために、身の回りの困りごとを掘り下げ、何度も練習を重ねてきました。その結果として披露されたプレゼンテーションは、大人が求める「正解」を答えるものではなく、子どもたちの純粋な思いとストーリー、未来につながるアイディアがあふれ出したものでした。これにより、コメンテーターや観覧者の心を強く揺さぶる感動的な場面が多々生まれました。
<プレゼンテーション内容>
今回の発表では、多岐にわたる子どもたちの身の回りの困りごと=社会課題をテーマに、以下のようなプレゼンテーションが行われました。
● おいしくたべてね(きらいなものが食べられるようになる発明)
● 「かっこよさ」と「いのち」とどっちが大事なの!?~自転車のヘルメット着用について~
● 男らしさって何?(ジェンダーについて)
● みんなを笑顔に(子ども第三の居場所におけるこどもアルバイトについて)
● 観光地活性について(香川県・NEWレオマワールドについて)
● 事故のない街に(高齢者の自動車運転事故から子どもを守るために)
● 聴覚過敏について(たくさんの音から自分を守るための案)
● いやなことを言ってくる友達から自分を守る発明のアイディア
● 子どもリーダーのお仕事について
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ふれあいハウスりぼんプレゼンター1
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b&gまるがめプレゼンター1
高齢者の自動車運転により友人がけがをしてしまった経験を持つ児童は、どのようにしたら自動車事故から子どもたちの身を守ることができるのかを、まずは高齢者が自動車に乗る理由から分析し、自動車運転をしないと生活が難しくなることを知ったうえで、高齢者の自動車事故から自分たちの身を守れるのかを考え、ブレーキシステムと子どもたちが必ず持っているあるものをリンクさせるというプレゼンをしました。
このアイディアはコメンテーターたちをうならせ、プレゼン大会後に開発に乗り出すチームが結成されました。
また聴覚過敏について、自分がどんな感覚になるのかを誰にでも伝わるようなとても分かりやりすい表現でプレゼンテーションし、この感覚についてたくさんの人に知ってもらい、同じような子どもを助けたいという言葉が胸に響きました。
<参加拠点・コメンテーター様>
参加拠点:香川県 b&gまるがめ(リアル3名 動画1名)
長野県 b&g大町(リアル2名)
徳島県 ふれあいハウスりぼん(リアル1名 オンライン1名)
北海道 b&gひがしかぐら東聖(オンライン1名)
合計 9名
コメンテーター:有限会社タートル 亀谷 彰様
株式会社Teamきゃら 武田 冬門様
笹川スポーツ財団 渋谷 茂樹様
芳賀 栄彦様
ゲストプレゼンター:今井 結菜様(動画)
<コメンテーター感想>
大人になるために一つずつ身につけていった「常識」が、どれだけ発想の自由を奪っていたかということを、子供たちのプレゼンを聞いて思い知らされました。
「子供の言うことだから」と見下す人は、自分が子供であったことを忘れている人です。
世の中を動かすものは、常識に縛られた大人のテンプレからではなく、無限の空想の空を自由に飛び回っている子供たちの素朴な言葉や斬新な提案から生まれると確信しました。
株式会社Teamきゃら 武田 冬門様
子どもたちは皆、自分が本気で考えていることが聴き手に正しく伝わるように丁寧にわかりやすく、そして楽しく発表してくれました。夢のあるアイデア、日々の困りごと、ビジネスプランとして通用しそうな提案などバラエティに富んでいて、大人にはない柔軟な発想に驚かされました。今回の経験で大きく成長した子どもたちの将来が楽しみです。
笹川スポーツ財団 渋谷 茂樹様
<子ども第三の居場所スタッフ感想>
・今回対面でのプレゼン大会を通じて、子どもたちは0を1にする大きな成長のきっかけになったと肌で感じております。私も支援の中で子どもの能力を考慮配慮してできること・できないことを判断していますが、皆さんのプレゼンの姿を見てこちらが限界を決めてしまってはいけないなと色々考える機会になりました。子どもの可能性を信じて色々取り組ませていきたいと思います!
・他の拠点の発表を見ているとパワーポイントを使い大人顔負けの発表をしていることに驚きました。少なくても、そこまでしないだろうと思っていましたが、本格的なプレゼンを体験させることで緊張感を持ち挑んでいることを勉強させていただきました。
<プレゼン大会終了後の子どもたちの変化>
・対面で相手がすぐそこにいるという状況の中でプレゼンテーションを経験したことで、日々の生活の中でも自信や自己効力感がついて活動しているように感じられます。言葉をつかって相手に働きかけることができるという手段を手に入れたからこそ、態度や暴力ではなく言葉によるアクションが増えました。プレゼンテーションを通じて自分の想いを開示して相手に伝える、そしてその想いに対して著名な大人の方々からポジティブなフィードバックをもらえたというのは、今後のコミュニケーションにおいて大きな財産になったかと思います。
・プレゼン後(1)持ち前の笑顔に一層の輝きを増した。(2)話すことに自信を付けた。(3)積極的な態度が前面に出るようになった。
<まとめと今後の展望>
本大会を通じて、子どもたちは自分の身の回りの困りごとは他の人の困りごと=社会課題であると認識し、その解決方法は周りの人の役に立つということを実感しました。
そして自分の考えを自信を持って「伝える力」を育む機会を得ました。これらの経験は、彼らの未来への大きな一歩となるでしょう。
また子どもたちのこのプレゼンテーションを実現化するために動いてまいります。
今後とも「地域活性 未来へつなぐ」取り組みをさらに広げ、子どもたちの可能性を支援してまいります。
子どもたちの素晴らしい着眼点を生かし応援してくれる企業様、企業の困りごとを解決方法を子どもたちに考える機会をくれる企業様を募集しております。
※「子ども第三の居場所」とは「子ども第三の居場所」はすべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々のおかれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。現在全国に236ヶ所設置されています。(2024年9月末時点)
【一般社団法人アルバ・エデュ】
アルバ・エデュは、変化の激しい時代を生きる児童・生徒たちが、自己理解を深め自己効力感をもって未来を切り拓いていくために「話す力」を高める教育を全国に広げています。これまでにのべ6万人の子ども・教員への授業実績があります(2024年12月時点)。2022年7月に富山県富山市教育委員会とすべての子どもに話す力を届けるプレゼン教育に関する連携協定を締結。2022年日本財団DX基金に採択。子ども第三の居場所の子どもたちのべ3,000名にキャリア教育授業を届ける(2024年12月時点)。
所在地 : 東京都文京区音羽1-17-11 花和ビル308号
設立 : 2014年12月
代表理事: 竹内 明日香
URL : https://www.alba-edu.org/
【b&gまるがめ】
b&gまるがめはすべての子どもたちが安心・安全な環境の中で生活・学習習慣など将来の自立に向けて生き抜く力を育む『子ども第三の居場所』として、丸亀市と日本財団の全面協力のもと活動しています。
様々な学びや経験の機会を得て誰もが未来を選択し、挑戦する力をつけることができることを目指し、子どもだけでなく大人も共に学び合い、育ち合っていく地域社会を作るためのハブ拠点です。子どもたちの声に耳を傾け、子ども自身の中にある力を信頼し、共に考え行動する大人がココにいます。
運営団体:一般社団法人SKYあーと
【子ども第三の居場所 「徳島鳴門拠点」「ふれあいハウスりぼん」】
地域の子どもたちが安心して過ごせる「子どもまんなか」の居場所を目指して2019年より子ども第三の居場所を運営してきました。地域の小学生を中心に、信頼できるスタッフやお友達と日々の時間を共有する中で、子どもの生活リズムが整い、学びへの意欲も高まり、子どもたちひとりひとりの生き抜く力が育まれます。さまざまな感性をはぐくむイベントや、ワークショップの実施も積極的に行っております。
運営団体:特定非営利活動法人ふれあい福祉の会山びこへるぷ(徳島県鳴門市)
【b&g大町】
運営主体は、乳幼児を含む児童及びその保護者の子育てのための支援事業並びに障害者及び高齢者が自立した社会の実現のための支援事業を行い、共に支えあう社会の構築と相互扶助社会の実現に寄与することを目的として、2005年大町市において特定非営利活動法人キッズウィルとして設立しました。b&gおおまちは、大町市の指導・協力のもと、B&G財団の助成を受け建設した『子ども第三の居場所』で、障害児通所支援との融合施設です。障害児通所支援では放課後等デイサービスを提供しています。また、支援対象児等見守り強化事業として、居宅訪問や居場所支援を行っています。
所在地 : 長野県大町市大町6543
設立 : 2005年4月
代表理事: 福島 百子
URL : https://kidswill.net/
【b&gひがしかぐら東聖】
b&gひがしかぐら東聖(まいるキッズクラブ)は、日本財団の「子ども第三の居場所」プロジェクトの支援を受けて、2019年8月に設立されました。目的は、既設の児童クラブとは異にして、特別な支援を要する児童をその対象として受け入れ放課後の生活を見守っています。コンセプトは、(1)安心・安定した生活 (2)楽しく学習(宿題のサポート) (3)充実した体験活動 (4)家庭・学校・他機関との連携とし、中でも、居心地のよい環境「ここに居ていいんだよ」と安心感を覚え、安定した生活を送ることを第一義に独自のプログラム(体験活動と創作活動)を活動のメインとしています。
拠点が居心地がよく、やりたいことが気兼ねなくでき、子どもたちが感情を隠さずに泣いたり、笑ったり、やりたいことができる場所、そんな場所を目指し、現在14名の子どもが登所し自己肯定感を味わうために活動に取り組んでいます。
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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