プレスリリース

Daiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Winter 2024『くるみ割り人形』

2024年11月27日(水)15時00分
Daiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Winter 2024(主催:株式会社TBSテレビ)『くるみ割り人形』。クリスマスシーズンの風物詩ともなっている同作が2024年11月23日、今年も満を持して開幕しました。主演の日高世菜&栗山廉コンビが華やかで麗しい踊りで観客を魅了し、スタンディングオベーションとなる大成功の幕開けとなりました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/418087/LL_img_418087_1.jpeg
(C) K-BALLET TOKYO

1892年にロシアで上演されてから130年以上も人々に愛されてきたクラシックバレエの名作『くるみ割り人形』。K-BALLET TOKYOでは、初演から20年目を迎えます。世界中のバレエ団で上演される冬の定番作品ですが、熊川哲也演出のK-BALLET TOKYOの同作の魅力はなんと言っても、「飽きさせず破綻のない展開」「観客を夢の世界へ誘うファンタジックな世界観」「限界に挑戦するようなテクニック」だ。様々な演出家の『くるみ割り人形』を観尽くしている人には新鮮に感じられ、初めて観る人は、めくるめく夢の世界に感嘆する。老若男女すべての人に魔法をかけ、ファンタジーの世界へ誘うプロダクション。


■観客を世界観に没入させる、新鮮なストーリー
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(C) K-BALLET TOKYO

『くるみ割り人形』と言えば、クリスマスの夜、ドロッセルマイヤーがクララという少女にくるみ割り人形をプレゼントし、クララの夢の中でくるみ割り人形が王子に変身。物語が展開していくのが一般的だが、熊川版は人形の国のマリー姫がねずみの王様にねずみに変えられてしまうところから始まる。この魔法を解くことができるのは、純粋無垢な心を持つ人間のみ。人形の国の王様からその少女を探せという命を受けたドロッセルマイヤーは、少女クララを見つける。物語に無駄がなく、ファンタジーながら破綻のない説得力のある展開だ。観客は非現実的な世界にも疑問を抱かず、すっと没入してしまう。


■百聞は一見に如かず、絵本をめくるように変化する演出
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(C) K-BALLET TOKYO

出演するダンサー達も口を揃えて言う「魔法のような場面転換」も熊川版の特徴。まるで絵本のページをめくっているような感覚に陥る、瞬時に変わる世界観。子供の頃、絵本を読んでもらっていた時に感じた、あのワクワクとした期待感が体感できる。舞台美術、装置は完璧に作り込まれ、リアリティさえ感じるメルヘンの世界。第1幕ではアットホームな世界観から、ミステリアスなフクロウ時計、おどろおどろしいねずみの登場!そして瞬く間にツリーの中に誘われ、圧倒的な美に感動する、万華鏡のような雪の世界。第2幕では、ねずみの王様とくるみ割り人形のバトルから、人形の国のお祝いの宴へ。多様性溢れるキャラクターに感嘆し、花のワルツやグラン・パ・ド・ドゥでは優美で壮大なクラシックバレエを満喫できる。
舞台中に張り巡らされた小道具による楽しい仕掛けは、見つけるたびに心が躍り、童心へとかえりワクワクさせられる。


■初日を彩った、ダンサー達の類まれなるテクニック
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(C) K-BALLET TOKYO

ファンタジックな舞台を上質な芸術に昇華させるのは、肉体の限界に挑戦するかのような難易度の高く迫力のある振付だろう。初日の舞台の幕が上がると、純粋無垢なクララ・梅木那央が確かなテクニックに裏付けされた可憐な踊りで観客の心を掴んだ。シュタールバウム家のシーンでは、ダイナミックなジャンプ、安定感のあるリフトでドロッセルマイヤーをスマートに踊る堀内將平と、軽やかに舞台を駆け抜けるフリッツ・栗原柊が魅了した。そしてシーンに深みをもたせるビャンバ・バットボルドのねずみの王様。所作はねずみそのもの。そして不気味だけれど可愛げもある至芸を見せた。
そんなダークなムードから一転、無機質で完璧に美しい世界を体現する雪の女王・成田紗弥と雪の王子・田中大智は、シャープな回転技を見事に踊り切った。高速の音楽の中、ぴたりと合わせるコールドも圧巻だった。人形の国でのお祝いの宴では、マリー姫・日高世菜がその慈愛に満ちた踊りで舞台全体を包み込んだ。長く伸びやかな手足を自由に操り、大きくたおやかな壮麗さと強靭なテクニックには威厳さえも感じられた。王子という役をその華やかな存在感、溢れる誠実さで表現した栗山廉。夢の世界の勇敢で輝く王子にリアリティをもたせるパフォーマンスは見事だった。
二人のロマンティックなムードを創り上げるケミストリーは、1幕からクララと一緒に冒険をしてきた観客の心を癒し、甘く温かなもので包み込んだに違いない。

完璧な世界観に溶け込む役作り、そして振付の難しさゆえ、他のキャストで何度でも観たくなる熊川版の『くるみ割り人形』。これから新たな組み合わせの主要キャストが登場予定だ。1年を締めくくる感動体験、お見逃しなく!

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(C) K-BALLET TOKYO

以下、11月24日(日)13:00公演より
マリー姫 :飯島望未
くるみ割り人形/王子:石橋奨也
クララ :塚田真夕

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(C) K-BALLET TOKYO
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(C) K-BALLET TOKYO
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(C) K-BALLET TOKYO

■スタッフクレジット
芸術監督 :熊川哲也
演出・振付 :熊川哲也
原振付 :レフ・イワーノフ
オリジナル台本 :マリウス・プティパ
音楽 :ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
舞台美術・衣裳デザイン:ヨランダ・ソナベンド/レズリー・トラヴァース
照明デザイン :足立恒


■キャスト
マリー姫 :日高世菜/飯島望未/岩井優花
くるみ割り人形/王子:ジュリアン・マッケイ/石橋奨也/山本雅也/栗山廉
クララ :梅木那央/塚田真夕/世利万葉
ドロッセルマイヤー :栗山廉/堀内將平
雪の女王 :小林美奈/長尾美音/成田紗弥
雪の王 :堀内將平/山田博貴/田中大智
※日高の高ははしごだか


■指揮&管弦楽
指揮 :井田勝大(11/24.12/6.7.8)/塚越恭平(11/23.30.12/1)
管弦楽:シアター オーケストラ トウキョウ

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芸術監督 熊川哲也 (C)Makoto Nakamori
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日高世菜
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飯島望未
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岩井優花
画像13: https://www.atpress.ne.jp/releases/418087/LL_img_418087_13.jpg
ジュリアン・マッケイ (C)Nicholas MacKay
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石橋奨也
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山本雅也
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栗山廉

■公演概要
Daiwa House PRESENTS
熊川哲也 K-BALLET TOKYO Winter 2024
『くるみ割り人形』

【日/会場】
2024年11月23日(土・祝)・11月24日(日)・11月30日(土)
12月1日(日)・12月6日(金)~12月8日(日)
Bunkamuraオーチャードホール
上演時間:約2時間5分(予定)※休憩時間含む

【チケット料金(税込)】
■『くるみ割り人形』
【チケット料金(税込)】
S席17,000円/A席13,000円/B席9,000円/C席7,000円
Kプラチナシート21,000円/A親子席17,000円/学生券4,000円

●Kプラチナシート...主演ダンサー直筆サイン入りフォトカード付。
『くるみ割り人形』公演:1階席、販売座席の最前1・2列目、20列。
●A親子席...大人1名+こども1名(小学6年生以下)/A席エリア
11月公演:4歳以上の入場が可能。
12月公演:5歳以上の入場が可能。いずれの日程も、膝上鑑賞不可。お席が必要です。
●学生券...中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/座席位置未定。

【チケット販売】
TBSチケット、チケットスペース、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、劇場

【お問合せ】
チケットスペース:03-3234-9999
https://www.ints.co.jp/kballetnutcracker24.html
https://ticketspace.jp/top

主催 :TBS
特別協賛 :大和ハウス工業株式会社
協賛 :株式会社ヤマノホールディングス
オフィシャルエアライン:ANA
協力 :Bunkamura
後援 :TBSラジオ
制作 :K-BALLET/TBS

公式HP : https://www.k-ballet.co.jp/performance/
公式ウェブサイト: https://www.k-ballet.co.jp/
Instagram : @k_ballet_tokyo_official
X : @kballetofficial
Facebook : https://www.facebook.com/kballet.tokyo/


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プレスリリース提供元:@Press
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